フェイク 第1290号 (発行=12.04.21)


悪辣な「塔婆商法」で荒稼ぎ!
銭ゲバ・早川勤道が娘婿の為に建てた寺
日如も日顕に習ってファミリー人事を断行




 大阪府交野市内に真興寺が完成し、二十一日に早瀬日如が来て、午前十時から入仏式を行った。日顕宗が新寺院を建てるとは珍しいことではあるが、実は覚仁寺(守口市)の早川勤道が長女・具子の婿である舟橋雄雅(五十一歳)を住職にするため、覚仁寺の分院として建てたもので、一階は庫裏、二階が本堂になっている。


 入仏式に参加した法華講員の話によると、型通りの法要のあと、記念植樹などを行ったが、感動するような内容は何もなかった、とのことである。


 ただ、講員の中には建立した早川を褒める者もいたが、「我々信徒の御供養を貯め込んでいたんだ」と他の講員に耳打ちされると、鼻白んだ様子だった。


そこで本号では早川の金集めの悪辣な手口を紹介する。


 早川は学会出身の坊主で、学会時代は活動も勤行も殆どしていなかった。或る時、女性問題を起こして先輩に厳しく注意され、学会にいられなくなって坊主になった不埒者である。


 第一次宗門事件の時には正信会に走った。土地も建物も学会が寄進した覚仁寺に居座ったまま、学会に悪口雑言を浴びせ、脱会者作りに血道を挙げていた。


 この早川の金儲けの手段に「塔婆」がある。銭ゲバ坊主の多い宗門の中でも早川の塔婆商法は頭抜けている。普通の塔婆に加えて「万塔婆」という新手の塔婆で信徒を騙し、荒稼ぎをしていたのも早川だ。


 この「万塔婆」とは二メートルもある大きな塔婆のこと。これを「万塔婆」と称して一万円で売り付けていた。しかも、「お前にはタヌキが憑いている」とか「あんたにはキツネが憑依している」と信徒を脅して「毎日、寺に来て塔婆を立てるように」と迫っていた。


 そのうえ、有名人の死も金儲けに利用する。


 例えば、国民的人気歌手の美空ひばりが亡くなった時は「美空ひばり塔婆」を立てさせ、「昭和天皇塔婆」までも用意していたというから不遜の極みだ。


 ところが、肝心の塔婆は自分では書かず、従業員や高校生アルバイトにやらせ、申し込んだ塔婆が立っていないことも多々あった。


 そのことを早川に言うと、「塔婆を忘れられるのは信心がないからや!」と逆に怒鳴りつけられたという。


 また、出家の動機となった「女狂い」は病的という噂である。大金を供養する女性信徒を「法話会」と称してホテルに連れ込んだ事もあり、結婚式の控室では女性従業員に「あんた、色っぽいね」と猫なで声で言い寄ったこともある。


 大顰蹙を買ったのは葬儀会場で棺の中を覗き込んで「えらい別嬪やな。生きているうちに一度、お手合わせ願いたかったな」と言い放った時だ。遺族はもとより参列者は唖然としていた。


 一方、真興寺の住職になった舟橋雄雅は昭和三十五年七月生まれ、同五十八年の一般得度。父親は群馬・無量寺の住職、群馬布教区の支院長等を務めた舟橋泰妙(故人)。雄雅は非常識な傲慢坊主として知られている。愛知・法布院主管を経て無量寺の副住職になったが、平成十八年に泰妙の死後、住職にはなれず、北海道・妙照寺に飛ばされていた。早瀬家と舟橋家は親密な関係にあり、今回は日如による情実人事である。




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