フェイク 第1300号 (発行=12.06.15)


「日顕、教師講習会で釈明せよ」
改革僧の松岡氏が宗内に広く文書送付 ①
25の教学質問に日顕の対応を皆が注視




 疲弊の色が濃くなるばかりの邪宗門。その中で一人、楽隠居を満喫する日顕の尻に、久しぶりに火がついた。


 今や日顕の教学上の「天敵」と言える、改革同盟の松岡幹夫氏。この松岡氏が、常に論争の矢面に立たない日顕を叱責し、「宗内教師の前で釈明せよ」と求める文書を宗内に広く送付した。


 事の次第はこうである。日顕は毎年、夏に本山で行われる教師講習会で講義を行う。題材は、日蓮大聖人の重要な相伝書である『百六箇抄』である。


 歴代法主の誰も同抄の講義書を残していないことから、日顕は功名心に駆られて講義を始めたとみられる。


 それ故に、日顕は法主を退座してからも毎年、ダラダラと講義を続けてきた。


 本来、宗門教師の教導は現法主の早瀬日如が行うべきである。ところが日顕は、『百六箇抄』講義を成し遂げた初めての法主になりたいと、でしゃばり続けてきた。一方、教学力ゼロの日如も、渡りに船で、日顕に講師の座を譲ってきた。


 かくて宗門の教師僧侶は、毎年、猛暑の季節に、日顕の虚栄心を満たすためだけの長時間の説教を聞かされるはめに陥っている。


 昨年など、約三時間にわたって「あ~」「あの~」「この~」と呟いては沈黙する日顕の老害に付き合わされ、「来年は、こんな講義は聞かないですむだろうな」「そう願いたいよ」等々、不満が続出していた。


 しかし、松岡氏のお陰で、今年の講習会は、少しは眠気がとれるかもしれない。


 昨年の十月、松岡氏は、日顕の『百六箇抄』講義を徹底的に論破した一書『公開問答 10の破折』(第三文明社)を発刊した。それは日顕の言論に隠された高徳の先師への反抗心を暴き、講義のあり方そのものを「区別主義」「愚民思想」「衒学趣味」「教条主義」と一刀両断した内容だ。


 日顕とすれば、人生最後の威信をかけた相伝書の講義がズタズタにされてはたまらない。


 七年前にも松岡攻撃を命じ、近頃は開店休業状態の「日蓮正宗青年僧侶邪義破折班」を呼び集め、「『百六箇抄種脱対見拝述記』に対する松岡幹夫の愚難を粉砕す」なる小冊子を出させた。


 だが、まず誤字や落丁等で回収騒ぎとなり、肝心の中身も「愚か者」「幼稚」「馬鹿」等々と相手をヒステリックに中傷するだけ。「松岡氏の論点がまったくわかっていない」と、宗内も呆れ返る始末だった。


 さらに、珍妙な教学解釈や、男女平等が「大聖人の仏法に反する」と述べるなど、事態は逆に悪化。日顕も松岡氏の反撃に戦々恐々と日を送ったであろう。


 そして遂にその時は来た。松岡氏が先日、日顕と宗内僧侶に向けて「阿部日顕は教師講習会で釈明せよ」と題する文書、及び邪義班の悪書の一部始終を破折した「教学思想研究会」の文書を送りつけたのだ。


 文中で、同氏は「日顕は本年の夏に開催される教師講習会の講義の席上で堂々と私の批判に応答すべき」と迫った。


 また、詳細は次号以降に紹介するが、日顕に25項目の教学質問をぶつけ、『百六箇抄』講義の場において潔い回答を求めている。日顕は全教師の前で逃げるのか否や。注視したい。(続く)




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