フェイク 第1333号 (発行=12.10.06)



「日顕の教学は創作の己義」
改革同盟の松岡氏が追撃の糾弾書を送付
男女平等を否定、罵るだけの「野卑教学」





 去る八月末、本山で行なわれた日顕宗の全国教師講習会は、既報の通り、法主の日如が顎を外して欠席し、日顕がいつにも増して我が物顔に振舞っていた。


 だが、その日顕、肝心なところは全く責務を果たさず、宗内の笑いものになっている。


 それというのも、毎年、本人が最も張り切っている「百六箇抄」講義の内容が厳しい批判にさらされたにもかかわらず、当事者として、何一つ釈明できなかったからである。


 本年六月、青年僧侶改革同盟の松岡幹夫氏と教学思想研究会は、日顕の「百六箇抄」講義に関する二十五項目の質問を出し、教師講習会の場において回答するよう要求。松岡氏らの質問は、日顕の著作の「カタカナ表記」の必要性や日顕の「己義」などを問うた興味深いものばかりである。


 しかし、身内の前では威勢よくタンカを切る日顕も、外部の難敵に対しては臆病そのものだ。講義の場では「なまじっか変な教学をひねくったようなものが松岡幹夫」等と悪口しておきながら「私(=日顕)自身が自ら手を染める必要はない」と逃げの一手。いつものごとく宗務院の邪義破折班に反論の小冊子を出させ、お茶を濁したのである。



 しかも、その邪義班の小冊子たるや、まさに噴飯物。「質問自体が誤っている」との言い掛かりは、自らを以て、回答不能を白状したに等しい文書であった。



 御本尊の本迹等、教義の根幹にかかわる問題に真剣に答えようとせず、ダラダラと何時間も勝手な講義を続けた日顕に、受講者も呆れ返ったのだろう。例年以上に講義中の居眠りや退出が目立った。



 この日顕の対応を見届けた松岡氏は、一連のやり取りを総括する文書を作成し、先日、主要な宗門寺院に送付したとのことだ。本紙編集部も早速、その文書を入手した。「阿部日顕の教学は創作である」と題する同文書は、日顕教学の欺瞞が痛快に暴き出されている。



 また、教学思想研究会の破折文書に回答不能だった宗門には、同研究会から邪義破折班の敗北を宣言する声明も発表された。



松岡氏による総括文書の全文と教学思想研究会の声明文は、同研究会のブログ(http://kyogakuken.blog.fc2.com/)に掲載されている。



 そこで本号では、松岡氏の文書の概要を紹介する。


 まず、松岡氏は学徳豊かな日寛上人や日亨上人とは余りにも対照的で、相手方を「クズども」「悪ガキ」「アホ」と罵るだけの日顕一派の「野卑教学」を糾弾している。


 次いで、同氏の質問に回答拒否を決め込んだ日顕が、本心では自分の教学を創作の己義だと認めていると見抜いて「男女の本質的平等は日蓮大聖人の仏法に反する」「私は無責任な広布の傍観者だ」「カタカナ使用の文語体を用いたのはワシの勝手だから、余計な口出しはするな」等々、具体的に例示し、日顕の歪んだ根性を赤裸々にした。


最後に「御本尊の本迹、多宝塔の戒壇、本仏の二境地、仮相と実相の "二十界"説」等の珍説は宗門教学に前例のない日顕の勝手な奇想と断じた。


日顕の己義を一刀両断した松岡氏側の完勝は、日顕とその一派の完敗を物語る。




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