少し日が経ちましたが、先週の土曜日に子供たちの七五三祝いで立川の諏訪神社まで行って来ました。

 

その際、神社の駐車場にて、とある出来事がありました。

神社に着く前に、立川駅付近で、義母を迎えるため、妻は一旦降車しており、そこでは、大人は私一人でした。

到着したため、子供を降ろすとともに、必要な荷物を車から出していたところでした。

 

と、突然、後方のワゴン車から少し年輩の女性が降りて声をかけて来るとともに、運転をしていた男性(女性よりは若いように見えたので、弟とかか?)が、「ちょっと!子供ちゃんと見ててくださいよ!」と声を荒げて注意をして来ました。

しかしながら、その際に子供は、その車の進行方向にはおらず、妨げとなりませんでした。そこで、進路の邪魔にはならないはずの旨を伝えると、「今そっちに行ったんだよ!!!」と怒鳴られました。

 

これには多くの不可解な思いが残りました。

まず、彼らは、ウチの子が進路の妨げになっていたように言ってますが、私が見たときは、そうではなかったため、実際に妨げになっていたか自体が不明です。仮にそうでなければ、明らかに因縁をつけて来たことになります。

もっとも、それについては、怒鳴るぐらいなのだから、実際にそうだったとしましょう。しかし、彼らが通ろうとしていた場所は、本来は駐車スペースの場所です。たまたま、その場所に駐車が無かったから通れただけであり、本来の通路ではないため、もし子供が邪魔だったのなら、本来の通路に移動すれば済んだ話です。

また、子供がチョロチョロしないように監視すべきであることは確かでしょう。しかしながら、不可抗力により見れない瞬間だってあり、彼らだって、私が荷物を出していてどうしても監視が手薄にならざるを得ないことは見ていたでしょうに、そのような状況で、彼らの進路、しかも彼らが勝手に進路としたかったところを少し妨げただけで、怒鳴られる程のことでしょうか。そもそも、見ず知らずの彼らが勝手に通りたい進路を通して上げるために、そこまで気を遣ってあげる義務があるのでしょうか。

さらに、信仰に然程関心が無いとしても、神社と言う宗教施設の構内で罵声を浴びせるとは、どういう常識をされているのでしょうか。しかも、子供たちも着物を来ており、これから何をするかは一目瞭然だったにもかかわらずです。

ともすれば、ご自身達が、子供はおろか、社会的にも責任を伴う立場になることができずに、強い被害者意識をお持ちで、恵まれている(別に自分が恵まれているとは思っていませんが)と感じる人間に対し、少しでも思い通りにならないと許せないのでしょうか。

 

しかし、残念ながら、この日はこれで終わりませんでした。

その後、会食をしに、神社から立川グランドホテルに向かいます。両者は決して離れていないのですが、駅周辺で道が複雑なため、カーナビを使って移動しました。途中、立川駅南口で、ナビが進行方向左側の道を示したため、それに従おうとすると、そこは駅ロータリーで、また元の道に出なければならないところでした。

と、その出口に止まっていたパトカーから、警察官が降りて声をかけてきます。道に迷ったとみて、どこに行きたいのか聞いて来たと思いきや、そこはタクシーとバス以外進入禁止の場所だったそうで、減点2点、罰金7,000円の違反切符を切られました。

 

おそらく警察側からしたら、この程度の交通違反による制裁は軽微なものとの認識でしょうし、実際しばらく違反が無ければ、すぐに帳消しになるようです。

しかしながら、違反切符を切られた方ならわかるでしょうが、その処理の間は暫く待たされます。その間、通行車や通行人の晒し者になり恥ずかしい思いをします。ましてや、上述のように、少し相手が自分の思い通りにならなかっただけで罵倒してよいと考えている方がいらっしゃる土地柄です。違反行為をしたとなれば、恰好のパージの対象として見られていたかも知れません。

それに、容疑者を逮捕する際にも、子供を傷つけないように、なるべくいないときに行うようなことを聞いたことがあります。しかし、彼らは子供が乗っており、着物を来て明らかに特別なことがあるのを認識できるにも関わらず、違反切符を切ったのです。考えようによっては、逮捕に値する犯罪者より非人道的に扱ったのです。

しかも、そんなにロータリーに入ることが事故の基になり危険であれば、入口で進入を阻止するよう誘導することが本来だと思います。出口で誤って入った車を捕まえるなど、公権力の名を借りたカツアゲも同然です。

 

さて、警察官は立川の管轄ではないでしょうし、異動も多いでしょうから、こことの地域的関連性は少ないと思います。

一方で、最初に書いたような出来事は、なぜか立川駅(特に南口)周辺では、以前から遭遇することが多いような気がします。

そのことについて、次は書いて行きたいと思います。

 

それにしても、とても印象的な七五三祝いの日となりました。