結婚運を六壬占で占う。

四柱推命の占い師ならできて当然の六壬神課を学ぶ

 

本日の課題は比用課

 

比用法とは四課中の二か所に上から下を剋するものがある。

下から上に剋するものありてその日の干支の陰陽と同一の陰陽の相剋があるのを採用する。

 

知一課

上から下の剋が二つ

比用課

下から上を剋するのが二つ

 

三伝(事の経緯)

初伝の定め方

 

(イ)陽日は陽の相剋ある天盤十二支の地支を以て初伝とする。

 

(ロ)陰日は陰の相剋ある天盤をもって初伝となす。

 

事例

第1課上から下に剋、第4課上から下に剋

辛卯日に占い陰日なので第4課の未が発用で初伝

来年の占いとし辛日なので秋に成婚する。それ以前は辛が弱く結婚は不可

四柱推命で生まれた日が未なら支合して結婚に良い午年まで待つことをアドバイスすればよい。

初伝が空亡なので急がせてはならない。四柱推命で金が用神なら秋頃がよい。

午未の空亡 一課に貴人、官鬼 午年に填実して昇進する。

注意!婚姻を占って比用課をもって直ちに結婚不可としてはいけない。四柱推命で結婚時期、相手との相性、結婚生活を詳らかににして良ければよい時期を選んでアドバイスをする。男性の方が昇進したので女性側も積極的になり翌年ゴールインの経緯である。秋にもう一度占い思わしくないときは自宅の風水をフライングスター風水で改善したのちに再占すれば良き結果がでる。タロットと違い再占で魔界に入ることはない。

 

ただし渉害課となるのは↓

 

(ハ) 相剋がある課が陰と陽との相剋にて初伝を定められない四課が渉害課に該当する。

(ニ) 相剋が二か所あるといえども「陰日にて相剋の箇所 天盤が陽の場合」「陽日にて相剋の場所が陰のみの天盤」なるごときは初伝を定められないので渉害課となる。

(ホ) 陰日にて相剋の箇所が何れも天盤が陰のみなれば何れをとりて初伝とするか取捨できない。この場合は渉害課である。

   陽日にて相剋の箇所が陽の天盤のみなれば渉害課となる。

 

※ 比用法が渉害法に良く似て非なるので馴れない時は迷う。アプリに頼りすぎると勘所が悪くなります。手作業で三伝を組み立てていきましょう。アプリは出先で咄嗟に鑑定したくなり筆記用具がないときに便利ではある。設定とか不慣れな人は手作業が良い。アプリもバグがあるかも!自動だと昼貴人、夜貴人が違う場合がある。

 

下記のアフィリエイトの下に続く

 

参考図書

16巻 初学詳解 乾 21講 三伝組織法を口語訳ならびにわかりやすく補筆中

 

 

だいりくじん!

 

 

昭和3年8月20日壬辰日午前11時半、月将は巳、午時

天盤 戌酉申未午(巳)辰卯寅丑子亥

地盤 亥戌酉申未(午)巳辰卯寅丑子

四課

寅卯酉戌

卯辰戌壬(亥)

木↓生↓

 

壬辰の陽日、陽支のある天盤を採用して初伝

初伝戌

中伝酉

末伝申

これを総括して知一課

※のちに壬日が支上神に漏脱とかを論じる。三伝は西方の印を形成しています。逆に進むのも鑑定ポイント
末伝と干上神、支上神の三者間の生剋飲み論じるはおみくじの域を出ない。

昭和3年8月31日癸卯陰日20;10分 

 

比用課

三伝

 卯

 戌

 巳

四課

   発

 巳戌卯申

 戌卯申癸丑

  ↑↑

 

天 午巳辰卯寅丑子亥戌酉申未

地 亥戌酉申未午巳辰卯寅丑子

 

↓も地盤から天盤を剋するのが二つで比用課となる。

 

 

 

 

シンガポールに本部を置く国際風水協会正会員

鑑定依頼は電話0222200489 サトウまで