戸建住宅のアンペアアップ(契約アンペア増量)です。
2016年4月1日より電力自由化が始まり、おおよそ5年
経過しました。当初、数十社からスタートしましたが、
現在は全国でおおよそ2000社の電力会社が有るようです。
今回の工事のお客様がご契約中の電力会社は
東京ガスになりまして、
「 ずっとも電気 」 という名称の販売プランになります。
電力契約の上げ下げは、どの新電力にも共通で申し込みが
必要となります。お客様ご自身での申し込みで済む場合と
電気工事店が申し込みをしなくてはならない
場合がございます。今回の単三化工事では後者に
なりまして当社で東京ガスに申し込みをしました。
申し込み後、新電力(東京ガス)が
東京電力に東電申請を致します。
新電力各社がそれぞれ、独自の申込書(雛形)を持って
いまして申込書と技術協議表(共通)の2通の書類が
最低必要です。 低圧電力(動力)の契約などでは、機器の
仕様書の添付や、その他図面添付など申し込み電力形態に
よって用意する書類も多岐にわたります。
今回のお客様はお住まいのご自宅で使用する電灯契約の
増設となりますので、上記画像の申込書と技術協議表の
2通で済みます!
工事の内容としましては、分電盤の交換(単相3線式)、
単相3線の幹線配線までが電気工事店の工事範囲で
計器(電力計)の交換、引き込み線の張替、繋ぎ変えを
東京電力の方で施工となっています。
分電盤の交換完了!
ベージュ色の配線が既設の単相2線の電源線、
その下の黒い配線が、当社で施工した
単相3線の電源線(幹線)になります。
計器(電力計)まで単相3線の電源線の配線が
終わっています。この時点ではまだ単相2線の計器の
ままですので後日、東京電力の方で単相3線の
電力計に交換となります。