2021年10月28日に公表された
東京電力、関西電力、九州電力の大手電力会社の
12月の家庭向け電気料金は、
11月に比べて値上げとなる・・・・・・
さて、またまた電気代が値上げとなるようです。
テレビのニュースで連日取り上げられ話題になっています。
戸建住宅お住まいの方から、
「 どうやら私の自宅は過剰な電気代を払っているようです・・ 」
問い合わせを頂きまして、お話を伺いました。
廻りの知人・ご友人と世間話で電気代の値上げの話になり
基本料金を払い過ぎている事を感じたようです。。。
家族3名(ご主人、奥様、お子様)住まいで、
現在15kva(電灯)の契約。
ご自宅でお仕事絡みの電気設備も無く、生活家電のみで
3名様であれば、確かに15kvaは必要以上のご契約となります。
40A ~ せいぜい60A程度で十分です。
お客様より、50Aへ契約を下げる為の
「 減設工事をお願いします」
ご発注を頂きまして申請申し込手続きになります。
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契約先の電力会社によって申し込み方や、
書類も変わりますが、
今回、東京ガス(ずっとも電気)でのご契約でしたので
東京ガスのウエブサイトより、
電気工事申込書
技術協議表
上記、2通をダウンロードしまして、必要事項を書き込み
申請申し込みという手順になります。
こちらが宅内分電盤内の主幹、契約ブレーカとなります。
(残置にて交換工事なしです)
屋外に設置の電力計(スマートメーター)
(要交換)
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スマートメーターの設置状況について
2021年5月7日
東京電力パワーグリッド株式会社
スマートメーターは、国のエネルギー基本計画において2020年代早期に全国の全世帯・全事業所に導入することが示されており、当社においても、新・総合特別事業計画および新々・総合特別事業計画に基づいて、2020年度までにスマートメーターの設置を完了するべく取り組みを進めてまいりました。
当社は、2014年4月より当社サービスエリア内においてスマートメーターの設置を進めており、2021年3月末時点において、一部取り替え作業が困難な場所などを除く全ての世帯・事業所に約2,840万台を設置いたしました。
スマートメーターの導入により、30分ごとにご家庭の電気の使用状況を詳細に把握することで、電気料金の抑制や節電に役立つことや、災害時における停電箇所の把握などにも活用できることが期待されます。
また、検針業務および電気の使用開始・終了が遠隔で操作が可能となり、現地において、お客さまとの立ち合いが不要となるなど、お客さまのご負担の軽減に繋がることから、引き続きスマートメーターの設置・交換に関し、ご理解ご協力をお願いいたします。
当社は、今後も低廉で安定的な電気の供給に努めてまいります。
(東京電力パワーグリッドのサイトより記事を抜粋しています)
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この度のお客様ご自宅もすでにスマートメーターが
設置して有りまして契約減設のために電力会社が
メーター交換をするのですが、メーターに接続している
電源線の太さにより、我々電気工事店の方で
電源線をサイズダウンする工事が発生する場合が御座います。
今回のお客様の配線設備状況では、電源線を
サイズダウンする必要が無かったので
申請申し込み手間だけで済みました。
申請申し込み後、気になるのは電気代がどれだけ下がる?
電灯契約の1kvaあたりの基本料金は\280
\280 × 15(kva) = ¥4200 (減設前)
\280 × 5(50A) = ¥1400 (減設申し込み後)
電気代(基本料金)が3分の1に下がりました