うーん。
あんまり書きたくなかったけど、書きます。

私の母のことです。




母には、本当に助けてもらったから母が大変なときには助けたいという思いが強いです。
吃音のことでも、母は私よりも先に吃音のことを理解していたのではないかと思います。



なぜなら、厚い体験談集を私よりも最初に読破し、菊池先生の本なども1回だけじゃなく、2回・3回も読む母。ちなみに私は体験談集を、1回目は怖くなって(あんまりネガティブというか、二次障害のことが書かれていて)半分読んで閉じたんです。母はそれを全部読んでました。そして、「あの体験談集を読まなきゃ、吃音の人がこんなに苦しんでるなんて知らなかったよ。お母さん」と、ことあるごとに私に言っていた母。私より吃音症の理解者だと思います。


思いやりのある母です。
自分のことよりも子供のこと、困っている人のことを考えられる優しい母です。






なんですが、一つ問題が。

過干渉なところがあるんです。

実は数ヶ月前にこのブログのことを母に教えてしまったのですが、今思えば馬鹿だなと反省。





毎日チェックして、私の書いていることに一喜一憂する母。


ここ数週間の私のブログを読んで、母が大変そうと私に気を遣ってくれるのはいいのですが、、それが度を超しているかんじで。


私は、今までもそうだったように本当に辛いとき、助けを求めるときは自分自身でSOSを出せる人だって言っているのに、やれ大変そうと、あれこれ気をもめている母。










そして、もう一つ今回の件と絡んでくる我が家の問題。


父。


父は、弱い母や娘に対してキツく当たるタイプの人。
(この性格は脳梗塞前から。昔は祖母にキツく当たっていたらしい。兄にはキツくない。人をみてるよ父)


物欲が強くて、いろいろ買いたがり。

お財布をかたく締める母ですが、そこは父、いびります。

そして、年も年、脳梗塞の既往2回あるので、ミステイクもひどくなっている父。余計にお金必要です。

食べる事が大好きなので、冷蔵庫2台。年なので食べきれません。キレイではないです。

物欲が酷いので家の中も物が溢れています。そしてキレイではないです。

昔の父はセンスがあってかっこよかったのですが、もう今はそんな父はいない。

センスに自負がある父は現代を生きる人には理解不能な服を買い、わざわざクリーニングへ。







いろんなことがあり、母もこりごり。


そこにちょくちょく帰る私。


母、私に愚痴る。


私はそれを聞くたびに離婚したらと言うのですが、母はしたいけど・・・できない理由を並べてしない。最後は可哀想とのこと。








私の母を助けたいという気持ちと、母の愚痴とが重なって、母を父から助けなきゃと思った私。


母は母で、このブログで私を助けたいという気持ち、それと父から若干逃げたいという気持ちがあった母。







この二つが重なりあって、今日、母にはっきりと、私は助けて欲しいときは自分から言えるから、お母さんが来たい時はいつでも来てと伝える。



母、ごねごねしながら、今はお父さんともなんとかやってるから大丈夫。あそう、お母さんは役に立たないのね。残念。



このやりとり後半、実は、私怒りながら言ってます。

毎回愚痴を聞かされて何度も何度もアドバイスするけど、愚痴を言いたいだけ。それも、他の兄弟がいるっていうのに、言うのは私だけ。

真剣になんとかしてあげたいって思った私が馬鹿でした。

なんでか不思議なのは「お兄ちゃんは何にも言わなくても分かってるから」っていう話。

わかるわけないだろーーー。

エスパーか。

そして、姉は自分で精一杯、問題をしょいこめる容量が小さい。

だから、姉には相談しづらい。

でも、やっぱり他の兄弟にも言って欲しい。

これ、ほんとに。

今は問題じゃなくても、将来問題が起きた時に解決しやすくなるから。

私以外にもパイプ作って下さい。





とにかく真剣に考えて馬鹿でした。








お母様、このブログ見ても電話しないでね

ゆっくりやすませてください。

今一番のくつろぎはほっといてくれることですので



お父様、もしこのブログを読んでもお母様に当たらないでね。

お父様は脳梗塞を2回してから、人より怒り易くなっています。

端から見ると、恫喝しているように見えるぐらいひどいです。

どうかそのことをご認識ください。

いくら病気とはいえ、一緒に生活している人は精神的に参ります。

昔の人間だからと、嫁には優しくしないとか、自分が一番という考えでは、母は報われないです。

どうかお母さんの頑張ってきたことにも目を向けてあげてください。
この記事を読んで変わってくれたら嬉しいのですが。

お父さん、既に脳梗塞で病気なのだから、こんな小さな希望も払いのけてしまうのかもしれませんね。






お母様、お父様が万が一、この記事を見て歯止めが利かない感情の揺らぎがきてしまったらその時はいつでもご連絡ください。
できるのであれば、他の兄弟から連絡してみてください。こんなときこそ。




では、私疲れたー。
寝る







私は恵まれていると思います。

兎にも角にも、こうやって伸び伸びと、自分の進みたい先に歩んで行けるのは、両親のおかげです。

ありがとうございます。










吃音症の方はご両親とうまく行かないケースも少なくないです。
(それほどに理解されにくく、“吃音を言い訳”にしていると親御さんが思ってしまう)

だから、両親を敬うべきとか、大切にしなさいとか、そういう世の中の押しつけに惑わされる必要はないと思います。そうできるならしたいですよ。そりゃそうです。そうできない理由があるんです。


吃音症の当事者の方も読んでいると思うので。
この記事を読んだら不快にならないか、心配になって注釈として最後に書きました。
余計だったら、ごめんなさい。











皆さんにたーくさんいいことがありますように


ほんとにおやすみなさい

母もはやくねてね