大切なひとを見送るお葬式について

思うことを書きます。


お葬式ってタブーなイメージが強く

葬儀ってどうすれば良いのか

誰に聞いたら良いのか

葬儀にかかる費用ってどれくらい?

ネットで調べても

詳しくはこちらへ...とか

わからない事だらけで

迷いました。


そして何よりも

「大切な人の最期」なんて

想像したくありませんからショボーン

結局、何も決められず

最期を迎えてしまいました。



私は父とずっと一緒に過ごしてきたので

いよいよお別れが近いとなっても

うけいれられずにジタバタもがきました。


イヤだ、離れたくない!!


何歳になっても

親子は親子です。

父は父だし

何歳になろうと私は娘です。


在宅医療を受けていたので

担当医からのお話しで

覚悟を決めなければという日も

抵抗してました。


すんなり覚悟なんて

決められるものでしょうか...。



なので、葬儀のことは何も検討もしておらず

「お別れが近いのでそろそろ葬儀のことを」という看護師さんからのアドバイスも跳ねのけていました。



『もうお別れが近い虹

その時は絶対、考えられないので

やはりまだ元気なうちに

検討するのが良いと思いました。



寄り添うお葬式さん


父の時、コロナ禍でしたし

父が高齢なので呼べる方も少ないため

身内でこじんまりと思い

通夜、告別式はない火葬式にしました。







父は生前

おじいちゃん「葬式なんてしなくて良いからリヤカーにでも乗せて火葬場連れてってくれ!」

なんて冗談混じりで言ってました。


まだ立派な葬儀をする時代でしたから

「そんな粗末な事できるわけないじゃん!」と笑い飛ばしましたけど泣き笑いチュー



父の最期なのできちんと葬儀をして

親しい方々にお別れを...と

思ったのですがここ何年も自宅に訪問する友人の方々は減ってましたし、近所の方も数える程度でした。


立派な式を行っても来訪者が居ないなんて

むしろ寂しいなと。


結果としては火葬式で良かったです。







家族だけでと予定してましたが、

父の旅立ちをお知らせした近所の方々が

参列したいと来てくださいました。



では、火葬式の内容について。


父は自宅で旅立ちましたので

【自宅安置プラン】を選びました。


ギリギリまで自宅で過ごしたいが一番の希望でした。


火葬前日まで自宅にて一緒に過ごせます。



本当は自宅で納棺していただきたかったのですが建物の都合上、出棺が難しく泣く泣く断念しました。

せめて、納棺から火葬場までも面会出来る時間が欲しかったのですがあれよあれよと時間が過ぎてしまいました。

それが心残りですぐすん



前日にお迎え、安置所にて納棺していただきます。

式当日、火葬場にて面会の時間があるプランです。


納棺時の服装など説明がなくて

気づいた時には間に合わずでした。


一応、お棺に入れる父のお気に入りの服は持参しましたが灰になるだけなら悲しいと持ち帰りました。










葬儀って、何度も経験するものではないので

事前に決めておかないとドタバタしてしまい

困りました。


葬儀屋さんは

「何か質問ありますか?」

「わからないことがありましたらいつでもご連絡ください」とおっしゃってくださいますが


何がわからないのか、

わからないです驚き


亡くなったショックや

哀しみで心がいっぱいなので

何を聞かれても

頭が働かないんです。


母の葬儀は25年も前で、哀しんでいるうちに父が決めてあっという間に終わってしまいましたからほとんど記憶にありません。



一番リーズナブルなプランは

『安置所』という場所で預かっていただき

当日に火葬場での対面しかありません。


大切な人との最期の別れなのに

自宅以外で安置され

当日まで会えないのは寂しすぎますえーん


ご自宅に安置するのが難しいとか

ご事情は人それぞれですので

予め決めておくと安心ですね。



次の記事は当日のことです。