はい。

ちょっとヤバイかなぁって思いまして…

かばんを忘れて買い物行ったり

お金引き出そうとATM行ったら暗証番号出てくるまで時間かかりすぎたし

買い物行って
買った覚えがないものがカゴに入ってる。

お風呂入ったのに
『じゃあお風呂入ってくるね』って言ったり…


これ全部私です。

そして私以外にも
母の彼、あたしの旦那も

運転中に
『あれ、なんでこの道なんだ!?』
いつもならこの時間帯は混んでるってわかってるから絶対通らないのに…


今みんながこんな状態です。

頭の中のかいばが自然と重要か重要じゃないかを仕分け。

自然と『母のこと』以外は重要じゃないに選別され、忘れてる。。。


なんか懐かしいこの感じ。


赤ちゃんが生まれた時に多くの女性が経験するこの感じ。

赤ちゃんのことばかり考えてて、赤ちゃん以外のあまり重要じゃないこと、普段は当たり前にこなしてることがスッポリぬけちゃう。


いつもは6時に夕飯なのに8時に姫に『ママご飯まだ?』って言われて、夕飯作ってないことに旦那もあたしも『ハッ』と気づきました。


これから長いしちょっと休もうと決意。


今日は午前中母の彼と話し合い。

彼は母より5歳下なんです。

まだ籍は入れてません。

もう察してる人もいるかもしれないけど

もし彼の親の立場なら
リスクを背負った交際は反対しませんか。

今までの母とは違う。障害を持った女性と一緒にいるリスク。。。

まだ彼には将来があります。

そして今聞けるのもきっとあたしだけかなって。

彼に正直に話しました。

『母はどんなに良くなっても、脳の破壊状況から、障害や後遺症が残ると先生に言われました。もう今までの母とは違う。そして障害とは一生付き合っていかないといけない。将来がある○○さんに全て背負わせるのは申し訳なさすぎる。ただ、正直、母が甘えられるのも、母が安心できるのも、母が一緒にいたいのも○○さんだと思う。一緒にいてくれたら回復も絶対早いと思う。だけどすごく大変なことだから、今なら別れてもらっても、それは全然構わない。』

って。

それは今後のことにすごく大切なことだから。

もし彼が去るのなら
私たちが早急に母を迎える環境作りをしなきゃいけないから。


すると

『俺は○○ちゃんのこと、絶対に見捨てたりしないよ。』○○ちゃんは母のことです。

『だって俺が人生のどん底にいた時に救ってくれたのは○○ちゃんだもん。』

『今度は俺が○○ちゃんを助ける番だよ。恩返しする番だよ。』

って…。

もうさ
そんなに母の事思ってくれてるなんて

なんかさ
熱い思いに心を打たれたと同時に心強いなって。

そして
これから籍を入たい事。
家を買って、母を迎えたいという事を語ってくれた。


↑では、別れてもらっても構わないって、嫌な言い方をしたけど、本当に母に必要なのは、彼の愛情だと思ってた。だけどそれは母にも私にも都合が良すぎるし、彼にとってはマイナスな事だと思ったから、『母のことよろしくお願いします』って一方的に言うことは出来なかったんだ。


彼の気持ちを再確認し
新たな道が見えてきた。

同じ敷地内に
バリアフリーの彼と母の家とtiaraファミリーの家を建てる。

または

すごく近くにお互い家を買う。

彼と籍を入れても
男たちが働いてる昼間、母を見れるのはあたしだけ。

目標が決まった。
彼もあたしもそして旦那も。
母が帰ってきたとき
自分達ができる
母にとって最大限にいい環境を作ること。


そんな感じで話し合いが終了し

主治医に呼ばれていた時間になり病院へ向かった。

先生って淡々としゃべるんだよね、感情一切入れないで

もう慣れたけど

あの緊張感。。。


先生『結果から言いますと…』

ドキドキ。

ドキドキ。

ドキドキ。

先生『少し腫れてますが、出血はしてません。』




先生『命の危険は脱しました』




先生『今日の午後から一般病棟です』




全員頭の中『?』ですよ。



もう!?



帰宅した今だにわからない。

なんでもう一般病棟なのか。。。



左半身麻痺してるし

目あけないし

ずっと寝てる。

唯一
子供達の声に
麻痺してない手や足を動かしたり、口をパクパク何か言いたそうにしてる。


あとはね
点滴をさすときに

小さい声で
言いたいことを想像しまくってやっと聞き取れた

『いたい』

って言葉。

そして

『あつい』

って言葉。

何が熱いのかなとか、他のことが言いたかったのかなって考えたけど

その後タイミングよく検温の時間になりはかると39度。


昨日より全然良くなってきてると実感。

昨日と比べると大前進。


ただやっぱり
一般病棟は早いんじゃないかってのが正直な気持ち。

だって
一般病棟にいるまわりの人たちは、意識もはっきりしてるし、座ったり、歩いたりしてる人ばかりなんだもん。。。


でも
まあ切り替え。
全てプラスに取ります。

ICUは面会は家族のみで一回30分だったけど、一般病棟は家族以外も、また時間も長い。

私たちは、いる時間はひたすら麻痺してる左半身をさすったり、マッサージしたり。

また色々な人の声を聞くのも脳の刺激にいいらしいので

落ち着くまではと待ってた人たちにいっせいに連絡。

早速何人かの方がきてくれました。

これからはまだしゃべれない母の口係として、お見舞いにきてくれる人たちを迎える日々が続きます。訪問ノートを作り、訪問日、訪問者、一言を書いてもらおうかなって思いつきました。母が元気になった時に見せてあげたいなって。

そうそう
早すぎない?と思いましたが、鼻から食道に通ってるチューブからの流動食も始まりました。


なんか昨日より明るい日記が書けてる気がする。


これもみなさんからのコメントのおかげです。
まだ一人一人に返事を書く余裕はないけど
ちゃんと読ませて頂いてます。
すごく元気になれます。


とりあえず
母が少しだけ落ち着いたので
ちょっと私たちも休憩します。
明日は目覚ましかけず、自然と起きるまで寝ていよう、来週からまた忙しくなるから寝貯めだ!

というわけです。


ここ数日
全く眠くなく眠れなかったけど

今は睡魔が襲ってきます。

みんな
ありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいです。


明日も明るい日記が書けますように。

おやすみなさい。