一般病棟に移ってからの

お隣りさん



ちょうど私たちが母のところにきていた時に

急変し亡くなりました。


なんだか
うまく言えないけど

………



ご冥福を祈ります。









そして母は
一つ隣の部屋に移動しました。

三人部屋から六人部屋に移りました。


母のいた三人部屋は、危険な人が入る部屋みたい。

母よりも大変な状況の方が入るために、母は一つ上の段階の部屋に移動でした。



前の部屋でお隣りさんの容態がおかしくなってから

訪問者の私たちは外に出されました。

部屋が見える、休憩所で待機していたのですが

看護師さん、先生、色々な機械が出たり入ったり…






その後
大変お待たせしましたって中に入れてもらえた時に


母の顔をみてビックリ。


目は閉じているのですが


涙がたまっていました


そうだよね

怖い思いをしたよね、辛かったよね。


体は動かないし目も開けられないけど


色々な音聞こえるもんね。


もしかしたら
昨日の夜とかもバタバタしたりしてて
眠れてなかったのかな。。。



母は昨日と比べると
反応がよくなく感じます。


もしかしたら
今日は目をあけてるかも
と期待して行ったんだけどな。。。


まず
高い熱。
むくんだ顔。
昨日より反応が悪くなった麻痺してない方の手、足。


今日は
母のお気に入りの化粧水を顔につけて、顔をマッサージしたり、麻痺してる方の体をマッサージしてあげました。


母に色々話しかけながら。。。


話しかけてても


反応しないんだな。


だけどね
話しの話題を姫、チビ姫にすると

少しだけ反応するの。


孫パワーって凄い。


そして今日はパジャマを持って行きました。


今までは病院着だったのだけど、昨日一般病棟に移ってからパジャマでも良いと言われたので


可愛いのを買って行ったんだ♪


病院って殺風景で色がないから


だけど目があいたとき
目から脳にいく刺激って重要だと思うから。


そして
やっぱり可愛いのを着てると気持ちも晴れるかなって。



そして耳からも刺激を
と思い聞いてみると
ウォークマンなどで外に音がもれなければ良いと言われたので


早速楽天でCDプレーヤーを注文しました。

今CDプレーヤーなんて遅れてない!?って思いますよね。。。


実はi podの当確を頂いてるので、それが届くまで使えたらということで

一番安いのにしました。


CDには
姫の声、母の好きな歌。
彼の好きな歌などを入れようかな。


ちなみに
明日は私の友人。
もちろん母とも仲良し。
が、お見舞いに来てくれるので
母の耳元で歌ってもらいます♪
その道のプロなので…


もう
とにかく刺激攻撃です。


出来ることは全てやりたい。


こう思うようになったのも

理由があります。。。



それは『転院』


一般病棟に移る時に
先生に言われたのが


『1週間から10日くらい様子を見ながらできるだけのリハビリをします。それからはリハビリの専門の病院へ転院です』



それを聞いたとき


『はっ?』


です。


意識もない。
寝たきり状態が一週間で!?


もう正直、言葉は悪いけど『見捨てるのか』って思ってしまった。



だけど
気持ちを切り替え
リハビリ専門病院を調べていくうちにわかった気がした。


まだ勉強中なので
間違ってるかもしれないけど

あたしがあたしなりに理解したことを書いてみます。


リハビリ専門病院は
入れる人が限られています。

『発症から二ヶ月以内の方』

そして入るには

まず面談の予約をし

面談をクリアして入院していいと許可をもらう

入院日決定

転院


高齢化社会で
リハビリ専門病院は
すごく混んでるそう。

だから面談の予約を取るのも一苦労らしい。

そして混んでるので入院日がはるか遠くになる可能性アリ。


しかも今の病院は救急のため最大でも14日間しかいれないみたい。よっぽどのことがない限り。


わかります?


スムーズに転院先が決まらなかったら


転院するまで

自宅!?


だから
急いでるのかなって。


一般病棟に移ったのも
流動食も


だって発症から二ヶ月以上たったらリハビリ専門病院には入れないんだもん。


こんな仕組みになってるの。。。


そして

更に

リハビリ専門病院の入院限度日数は『150日』。
5ヶ月間だね。。。


つまり
今から半年後には
母は自宅にいるって計算になります。


この仕組みは
高齢化社会だから、リハビリ専門病院を必要としてる人が沢山いるから
同じ人がずっと同じところにとどまらないように、まわしていくための決まりだと思うんだけど


今の母の状態から
半年後
想像できません。


だけど
『最大限に回復』をした姿で帰宅してきてほしいのは確かなんです。


せっかく過ごせる、リハビリ専門病院での貴重な時間に最大限に吸収してきてほしい。


だからリハビリ専門病院に行くまでの今って
とっても大事な時期だと思って。


後悔しないように
私たちのできる最大限のことを母にすると決意したのです。


あとね
リハビリ専門病院って
意外とたくさんあって。
病院によって色が全然違うみたいなんです。
だから候補を絞り、見学に行きたいと思います。



とりあえず
母が目をあけてくれるのが近いうちの目標なのだけど。


怖いって気持ちもあります。


目を開ける=左半身麻痺に気づく


って事だと思うから。


または


誰のことも覚えてなかったり。。。



目をあけるって、前進なのだけど、その後どうなるのか、これはなってみないとわからない事だから、怖いってのが正直な気持ち。



だけどだけど
明日は目あけてくれたらいいな♪って気持ちは不安な気持ちより大きい。


どんなことも
乗りきってやる。







というわけで
やっとタイトルの『決断のとき』。。。


姫のプレ幼稚園を
お友達より一ヶ月早く卒業することにしました。


時間の拘束が
母のところに通うのにキツいので…


そして
チアですが
今月は姫のストレス発散のため、連れていける時は連れていこうと思います。
チアは母もすごく楽しみにしているので、なるべく続けさせたくて。



そして
幼稚園は


決断


出来ずにいます。。。



どうしよう。
入園も決定してるし、制服ももらったばかり。。。


だけど
きっと途中で引っ越すし
母のこともあるから
時間の拘束が辛くなるような気がする

だけど
幼稚園の時間外
夕方までのお預かりのシステムもあったりで


まだ迷ってます。。。





決断しなきゃいけないことが沢山ありすぎて

頭の中が忙しいから

悲しいとか
辛いとか
思う時間がなくなりました。



色々な決断をする時
いつも相談していたのが母。
いつも背中を押してくれたのが母。

改めて母の存在が大きかったのを実感してます。



また母と語り合える日がくるのかな。。。



もう
こんな事書いてたら
涙が溢れてきた。








落ち着け

大丈夫。大丈夫。




うん。

頑張れる。








あたし
母の事で動きまくってて


子供達の相手あまりできないから


もし悪いことをしても、それは、子供なりに神経使ったストレスだと思うから『絶対に怒らない』って今朝決めたんだ。



だけどね
子供達は何も悪いこともしなかったし、むしろイイ子すぎて。
子供らしさがなさすぎて心配になっちゃって。


時間を見つけては
ぎゅ~って抱きしめて話したり
一緒にふざけて遊んであげたりしてたんだ。



時間がなくても
沢山愛情をそそごうって。



そしたら
さっき寝る前に布団に入ったとき。



『ママ、今日は怒らなくて偉かったね。姫がイイ子にしてたから?』

だって。


全部バレてたんだね。
そしてやっぱり『イイ子』にしようと頑張ってたんだね。。。


三歳の子にそんなに頑張らせてしまって…

胸が苦しくなった。








あっ。
明日も早いし
もう寝ないと。。。


おやすみなさい。