記憶から消された存在

。


姫は辞めたくないと言っていたのだけど、送迎と看病の両立が難しくて。。。


その後

母の病院へ。


母の入院している部屋は六人部屋なのだけど。

二つベッドがなくなっていました。。。

どうしたんだろう。



今日の母は

両目をあけ

姫をヨシヨシしたり、つついたりしてました。

調子がいいな～と思ったので

姫の靴を脱がせ、母のベッドへ。


すると

二人の会話が始まりました。


姫『ばぁば～、姫のお名前わかる？』

ばぁば『姫でしょ』←それくらいわかるわよ、みたいな言い方で。

姫『じゃあ妹は？』

ばぁば ……… しばらく考え込む

姫『チビ姫だよ～』

って感じ。


だけどまだロレツもまわらないし、声も弱々しいので、聞き取れない言葉が沢山あるの。


姫はね

小さい声でﾎﾞｿﾎﾞｿ話すパパに『ん？はっきり言わないと聞こえないから、ちゃんと言って』

って言うの。


だからばぁばにも言うのかなって思いながら聞いてたのだけど


ばぁば『～～～１時～～～』

姫『ふぅ～ん、１時に！？』

ばぁば『～～～～』

姫『うん、そうなんだ～』

ばぁば『～～～姫～』

姫『うん、姫が～！？』

ばぁば『～～～～』

姫『ふぅ～ん、そうなんだ～』

ばぁば『～～～～』

姫『ばぁば、早く治るといいね♪早くお家帰りたいね♪』



もうずっと話してました。

母が起きてる時間も今までで１番長かった。


何より姫が素晴らしいって思っちゃった。

母を傷つけない対応が、教えてもないのにできてるし。

これにはﾋﾞｯｸﾘ。



ちなみに帰宅してから姫に『ばぁばと何話してたの？』って聞いたら『何も話してない』だって。



どうして姫はそんなこと出来るんだろうって考えていたのだけど


あたしがチビ姫にやってるのとそっくりなのに気づきました。


チビ姫『あう～まんま～』

あたし『ん？まんま！？お腹すいたのかな？』

チビ姫『まんままんま～』

あたし『はぁい、おっぱい？ごはん？』

チビ姫『ぱい』

あたし『わかった、おいで～』

チビ姫『まんま～、いひ～っ』

あたし『なに～、美味しいの～♪そかそか～』





あたしたちが帰宅してから、弟と母の彼が行って『tiaraきた？』って聞いたら『きてない』って言ったんだって…爆


まんまと
あたしの存在が母の記憶から消えてます。


いやぁ～っ
今日も思ったんだよね、あたしに対する態度が他人行儀っぽいって。。。


チビ姫にも無関心で…。



だけど姫の事はわかってよかったぁ♪姫は本気で傷つきそうだから。



そして今日はちょっとした事件が…

病院でラムネを食べていた姫。

食べる前に『落とさないように注意して食べるんだよ～』って言っていたのだけど

見事落とした。。。

『手にいっぱい持ってると落ちちゃうから、一つずつ出して食べたら～？』

落とした。

『あっ』って言った瞬間。


姫号泣。。。



ﾋｸﾋｸ言いながら久しぶりの号泣で…。


姫も色々我慢してるんだもんな～って思って、泣き止むまで抱きしめ、『今日はもうお家帰ろうか』って早めに帰宅しました。


帰りに
ﾌﾟﾘｷｭｱのｼｰﾙ絵本を買ってあげました。


ﾌﾟﾘｷｭｱ
絶対買わないって決めてたんだ、ｷﾘがないって思って。。。
ただ
本屋で『これほしい』って言った姫の目の輝きに負けた…爆


帰宅してからは
夕飯作るのを忘れ…爆
ずっと子供達と遊んでいました。なんか、久しぶりに思いっきり遊んであげたかも。


明日は幼稚園の一日体験&保護者会です。

頑張れば行けるのだけど
思いきって
明日は母の看病はお休みすることにしました。

私も少し息抜きができたらなと思います。