結婚教育相談員ムーママ(村島和代)です。

 

親のこころ子知らず  この言葉は良く聞きますよね。

私も、自分の子供に対してこう思うこともしばしばです。

「何で、良かれと思って言っているのに・・・」

ってイライラ、する事もあります。

 

今のお仕事は高齢者の相談窓口なのですが、

お子さんからのご相談も多いです。

 

遠く離れて暮らすお子さんから、

ひとり暮らしの親御さんや、ご両親の介護についてのご相談です。

それでは実際に親御さんにお会いして、となると、

「まだ、親父に言ってないんです」

「他人の世話にはなりたくないと言ってきかないんです」

「まだ大丈夫と言って話を聞いてくれません」

 

きっと、親御さんにしてみれば、子供に心配をかけたくないという

思いがあるのでしょう。

子どもの立場にしたら、高齢の親が一人で、あるいはご夫婦だけで暮らすのは

きっと不自由だろう、何かあったらと思うと心配だからと思う。

 

親のこころ子知らず、子のこころ親知らず。

本当はどちらも自分を中心に相手のことを考えているのかもしれません。

相手がどう思っているのか?

お互いを思いやっているようで、

本当の気持ちが相手に伝わっていないのかもしれない。

 

親子関係においても、阿吽の呼吸はありません。

お互いが思いやりをもって気持ちを伝える会話をしたいものです。