結婚教育相談員ムーママ(村島和代)です。

 
結婚教育ではSOAPと言う看護展開における分析方法を使用して、
カウンセリング計画を立てます。
 
このSOAPによってクライアントさんの相談内容を深く分析していきます。
 
この分析方法、看護師だった頃はあまり深く考えていませんでした。
個別性と言っても、看護の個別性はパターンが似ているからです。
 
しかし、結婚教育では千差万別です。
ここで重要なのは、情報を集めるのもさる事ながら、
どれだけアセスメントが出来るかがカギになると思います。
なぜ、どうして、〇〇なんだろう?
〇〇なのかもしれない。
〇〇だったのではないか?
 
いろんな角度から分析する事です。
去年、10症例を出すにあたり、たくさんのご指導を頂きながらSOAPに取り組んできたお陰で、
アセスメント力が向上した様に思います。
 
ここでやっとタイトルの「私の心は置いてけぼり」となるのですが、
悩みを相談しても、自分の意見ばかり、思いばかりをアドバイスしてくれる人がいますよね。
 
相談したのに、私の気持ちはちっとも理解してくれてないなぁ〜って、もういいや…となる人。
相談に来る人は、すぐに答えを求めているとは限りません。
自分の思いを聞いてもらい、共感してもらって、
自分んで答えに気が付いていく、あるいは導き出していく
 
決して
こうしたら・・・
ああしてみたらよいのよ、
こうじゃないの
と、答えばかりを求めないことが大切だと思います。
 
そんな相談員にならない様に、結婚教育相談員はSOAPをしっかり勉強していますし、
勉強し続けています。
 
そこがこの協会の結婚教育相談員の強みじゃないかと思います。
 
あなたの気持ちをしっかり聞いて、あなたの思いをアセスメントします。
時には相手の方の気持ちも聞いて、解決へのプランを立てます。
結婚教育相談員は、日々研鑽中です。