結婚教育相談員ムーママ(村島和代)です。

 

暑~い 今日は熱中症になりそうなくらい

炎天下を自転車で移動しておりました。

 

自転車で通勤、自転車で移動というのが私のスタイルです。

颯爽と風を切って・・・

と言いたいところですが、ペーパードライバーなので

仕方ないんですけどね。

電動のママチャリ歴12年です。

   

自転車に乗っていると、結構小回りが利くというか、

今の仕事にはとても助かっています。

 

今の仕事、地域包括支援センターでは、

お年寄りのよろず相談所的なことをしておりますが、

認知症や独居のお年寄りなど見守りの必要な場合もあります。

最近受け持っている方は、独居のおばあさんです。

 

人とのかかわりが苦手、認知症のためか

もの取られの妄想もあり、ご近所さんとの交流もありません。

最初訪問した時は、話をしても拒否的

お一人暮らしが大変な様子なので、支援ができないか提案しても

いらないと、話を聞くこともしてくれなかったんです。

 

そこで、ママチャリの出番、他の訪問の帰りはもちろんのこと、

お洗濯を干しているかも?という時間帯に

うちの周りをうろうろママチャリで走り回ります。

見つけると、さも偶然のように、

こんにちは((^▽^)/)と声をかけます。

先日は美容室に行くと、外出されたところを

自転車で先回りしたり、後ろをついて行ったり

気づかれないように、まるで探偵のように

見守りました。

案の定、行きつけの美容院はお店を閉じたとのことで、

別のお店を紹介されて行かれていたのですが、

あまりの遠さに、疲れ気味だったのを見て

声をかけ、一緒に家にもどりました。

 

そんなこんなをしていると、

すっかり信用していただくことができました。

最近は、訪問するたびに身の上話をしてくれます。

時には涙を流しながら。

辛かったことを話してくれます。

 

強がっていたけど、本当は寂しかったんだろうなぁ

そんなことを考えながら

この方の人生を想います。

しばらく話をしたある時

「この年で、こんなに親切にしてもらえるなんて思ってもいなかった。

ありがとう。また来てね。」

そういったかと思うと

「忙しいのに、しょっちゅう来んでもいいよ、はよ帰り」

と言ってみたり、

「そうね、また来るね」といいながら

外回りのついでにママチャリでおうちの前を通るのが楽しみになりました。

 

おばあさんだけでなく、もう一人別のおじいさんもいます。

 

地域のお年寄りと仲良くなるには、ママチャリ大活躍です。