結婚教育相談員ムーママ(村島和代)です。
テレビドラマも軒並み最終回を迎えましたが
今季の皆さんがはまったドラマは何でしたか?
さてさて、過保護のカホコも結婚教育的に考えさせられるドラマでしたが、
先日こうやってカホコは作られるのかな⁉️ と思った場面がありました。
待ちに待った少しご高齢のご夫婦の一人娘さん。
その祖父母さんもまた、ご高齢。
大変待ち焦がれたお嬢様の誕生に、出産後から皆てんやわんや。
月に1回育児相談に伺っておりました。
出産後は育児に不安で、ご家族みんなで協力しながら乗り越えて来られました。
しかし、一歳を過ぎてから、育児の仕方に慣れたと言うのか、慣れさせられたと言うのか、
いやいや、チョット待って‼️
と思う行動が増えて来たんです。
一歳半のお嬢様の機嫌をとるとる、
泣かせるのはいけない事なのか⁉️
グズグズ言わせるのは、親が悪いのか⁉️
DVDを見ているお嬢様が、あっ❗️と言ってテレビの画面を指差すと、リモコンでピッ!
また、あっ❗️と指差すと ピッ!
ご飯もお口に アーン。
多すぎたと思ったら ママが指で取り出す。
頂きますも、頂戴も、美味しいねも、ごちそうさまも、なーんにもありません。
お互いの言葉はなくて、あっ、ぴっ、はい
の繰り返し。
ママだけではないんです。
パパが抱っこしてても、あっ、と指をさすと、そちらへ移動、あっ、こちらへ移動。
『あっ』で全てが解決するんです。
機嫌が悪くならないように って大事に大事に育ててる。
腫れ物に触るように、育児をしている。
育児の仕方の前に、ご自分の育った環境やご両親に教えてもらった事、自立して生きていくための最低限の事は、きちんと教えていかなければならないですね。
自然と身についていく事だと思いますが、それは、日常の中で教えたり、見せたりしていかないといけないことだと思います。
先、先に手をかけてしまっては、それが普通になってしまいます。
おじいちゃん、おばあちゃんは親以上に可愛いんですよね💕
親以上に手をかけてしまう。
結婚教育では、黒子になってって言いますが、
黒子も何も、親より前で育児の口出し手出し。
アドバイスはしても、口出し手出しはNGです。
そんな私も義父母の異常なほどの可愛がりに、悩んだ経験があります。
家にも、カホオ坊ちゃんがおります。
異常なほど祖母に手をかけられて育ったカホオ坊ちゃん。 赤ちゃんの時は抱っこして寝ないと眠れないと、子どもを取り上げにくるんです。
思い出すと今でも辛くなります。
カホオ坊ちゃんも、やっと自分でもしっかりしないといけないと思って来たのか少しづつ変身していますが、嫁と姑の関係性もあり、3人目にしてかわいそうな子育てだったと反省です。
生きる力をつけること、、
もっとも大切なことではないでしょうか?
その基本は、日常の中から学んでいきます。
赤ちゃんはお話しできないけど、ちゃんと理解できるようになります。
一方通行ではありません、しっかりお話をしながら赤ちゃんのやる気を育てていきましょう。
カホコがいいか悪いかはさておき、生きる力をつけることは
乳児期から始まっています。
カホコ、カホオはこうして作られる・・・の巻きでした。