ご無沙汰してます!HARDGATEオープニングDJ、Bishamonです!
さて、私ごとながら今年でDJ始めて10年経っていることに気付きました!
そこで、今回の記事は10年前、2010年のインダストリアルハードコアを掘り返してみたいと思います!
Stormtrooper & Tymon - Deadly Kicks (Industrial Strength)
まずはIndustrial Hardcoreの老舗、Industrial Strengthから今でも精力的に活動しているTymonとStormtrooperによる1曲!
Hardtechno/Schranzとのハイブリッドなアプローチによる疾走感とノイジーなキック、ブレイクでの盛り上げ方が最高!
Satronica & Unexist - Fuck The System (Industrial Strength)
こちらもIndustrial Strengthより!Unexistも昔からTraxtormやDogfightなどイタリアのメインストリームなレーベルに所属しつつも、他のレーベルからはIndustrialやFrenchなアプローチの曲をリリースしてたりしましたね。
SatronicaのMCに合わせてFuck The System!と叫びたくなる1曲!
Broken Rules - Bedroom Traxx (N-Vitral's Broken Robot refix) (Industrial Strength)
Industrialをベースにしつつもメインストリーム寄りな音でアリーナを沸かせるN-Vitralですが、この頃はIndustrial+実験的な音でリリースを重ねていました。
とは言え異常な低音の音圧は相変わらず!
Negative A ft. MC Justice - Breaking Barriers (Thunderdome)
2019年にアルバムをリリースするなど、今でも精力的に活動しているNegative AによるThunderdomeの2010年のアンセム!
アンセムにもかかわらず一切媚びない攻撃的なインダストリアルサウンドは信頼できますね!
Negative Aはこの年までE-NoidによるレーベルDNA Tracksからリリースしてましたが、2011年からは自身のレーベルNegative Audioを立ち上げてさらに方向性を確かなものにしています!
Ophidian - Abandon (Enzyme Records)
Industrialと言えばEnzymeもやはり挙げないわけにはいかないですよね。HARDGATE 06のSPゲストとしても来日したOphidianによる1曲。メロディックさとIndustrialサウンドの異次元の融合ですね。
とは言えこの曲、今聞いても「これ10年前だったんだ…」という謎の違和感があります。時代を超える名曲の一つ。
Sei2ure - Hunting For Bounty (Symp.Tom)
現在はレーベルとしては活動していませんが、独自のダークな路線で存在感を放っていたSymp.Tom。
Mute, The Relic, Mental Wreckage, The Outside Agency, Sei2ureなど、今でも精力的に活動しているIndustrial系のDJがリリースしていました。
今調べてみると、このレーベルはNeophyte Recordsのサブレーベル的扱いだったんですね…
Jane Ephex - Angel (Stormtrooper Remix) (Important EBE)
こちらも現在では活動していない、というより、2010~11年しか活動していなかったらレアなレーベル、Important EBE。ドイツのプロデューサーEBE Companyにより運営されていました。
Moleculez, The Relic, Marina Borodina, Stormtrooper等がリリースしてましたね。
唐突な壮大な歌ネタ(笑)に疾走感のあるStormtrooperサウンドが乗って最高に踊てしまう1曲!
The Outside Agency & Switch Technique - Senseless Society (Genosha One Seven Five)
Drum&BassとHardcoreを掛け合わせたCrossbreedが生まれて一気に盛り上がってきたのも2010年前後ですね。The Outside Agencyは偉大。
聴き返してみても、これも10年前の音圧じゃないな…
さて、今回は2010年のIndustrial Hardcoreで気に入っているものをいくつか紹介させていただきました!
振り返ってみると、今でも活動しているプロデューサーはやはり独自で真似できない音使いをしており、それが強さの秘訣なんでしょうね…
ではまた次回!