子育ての「ここのところ」で思うこと…学校における様々なリテラシーの低さ | メンターたかはしの「人生"直球”アドバイスBLOG」

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15年ぐらいHarley-Davidson乗りで、波乱万丈なアラフィフ人生を歩んでいるビジネス系コンサルタントが「カリスマメンター」の顔として書く「直球ブログ」。ビジネス、自己啓発、恋愛、人間関係、お金などなど…いろいろなジャンルで書いてみようかと思っています。

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緊急事態宣言が出され、既に解除された地域もありますが・・・

まだ私が住んでいるところ(関東圏)は今月末にどうか?という感じですよね。

いろいろな意味で「武漢コロナウィル」の”感染拡大前”と”その後”ではかなり変わりました。

そしてこういう「緊急時」こそ、組織や個人の「真のパフォーマンス」が露呈しやすいよな・・・と

感じています。

 

さて・・・今回の件です。

長期間子供たちが学校や塾等へ行けず、学習の遅れなどが叫ばれている中で、それを埋めるべく

オンライン授業を始動している教育機関も少なくありません。

ビジネスの現場では既にオンライン会議などでzoomなどのツールを使うことも増えました。

 

 

                                                                                                         (画像はzoom より)

 

とはいえ、教育現場では緊急事態に対応するためえらくバタバタしているようですが、その中で
垣間見えたことがあります。

 

それは・・・

 

これだけ世の中ではITの活用が叫ばれている中、学校はこんな程度なのか?

 

これはそもそも学校関係者や教育委員会などの方々の

「ITにおけるリテラシー※」と「世の中(ここではビジネス界と一応言っておきます)
で要求されているレベル」
とは、あまりにもかけ離れている。


※現在日本での認識は「ある特定分野の事象や情報を正しく理解・分析・整理し、それを
自分の言葉で表現したり、判断する能力」を指します。英語が持つ本来の意味「識字」や

「識字率」とは異なります。

 

いわば

 

学校が世の中の変化と常識にあまりにも無頓着
過ぎる機関であること。

 

を保護者は「あらためて」認識しておくべきです。

 

まず以下の画像です。これは某区立小学校での実際の画像です。

実際の保護者の方から「このような学校の対応はどこかおかしいのでは?」という相談をこの画像と

共に頂きました・・・

(注:プライバシーに関わると思われる部分は十二分の配慮して画像処理をしています)

 

そもそもこれは、オンライン授業を開始するにあたり、各生徒に付与されるIDやPASSを

「わざわざ」保護者に学校へ来させて、封書として渡すというのが主旨なのだそうです。

(きっとこの過程は”不要不急の外出”にあたるので、自粛には該当しないのでしょう・・・)

そして実際に保護者が学校に行ってみると、こんな感じで封書が置いてあったそうです。

 

 

え?( ;∀;) まじすか?

ちなみに非常に開放的な下駄箱(妙に懐かしいです)に刺さっている茶色の封筒が「その封書」です。

 

 

さらにその封書の中身はというと・・・

そりゃあ重要だわさ・・・

 

実際には無造作に置かれ放置されていたわけでなく、学年ごとに時間帯を区切って保護者を
登校させて、さらには(密を防ぐため)少し離れたところから先生方が下駄箱の様子を観ていた
のだそうです。

 

はっきり言ってダメすぎます!!

あまりにも
ITや他のことに関するリテラシーが低すぎます!!

 

●そもそもオンライン授業なる「IT技術」を活用するのに、なんでまだ紙??

(ちなみに学校にはメールアドレスなどは登録しているにも関わらずです)

→通販サイトで利用者数が〇万人の規模じゃないでしょ。それに学校という極めてクローズドな

世界なのだからメールでなぜ対応をしないんだろ?

 

●非常に重要なIDとPASSをなぜこのような「開放感満載な下駄箱」に置く??

(先生方が観ていると言っても、多くの保護者が来たら誰が何をしたか分からんでしょ)

→百歩譲って「わざわざ」来させるなら、せめて氏名等を確認して「手渡し」すべきでは?

だって、この行為は”不要不急の外出”にあたるのでしょ?そして来させるのは「当たり前」と感じ、

しかし自分たち(教職員)は密な接触は避けたい・・・って理屈に合わないでしょ?

ちなみに時間帯を指定されていますから、保護者側は下駄箱あたりで「密」になったそうです。

当たり前です・・・

 

●個人情報保護の観点から言っても、まったくもってNGでは??

「重要」とは仰々しく書いておきながら、現場での対応はこの程度。

ましてITにおけるIDとPASSは非常に重要なのですから、提供側自身からみすみすこんな漏洩する

ような対応をしていても、現場の教師が「危機感」すら感じていないのが「危機的状況」なんですよね。

 

確かに時間のない中での苦肉の策なのでしょう。

しかし「急いでいるから」という理由であっても、最低限の常識やルール(原則)は守るべきです。

知らないというのは「理由」になりません。
いまのIT運用等における常識以前の問題なのですから・・・

 

つまりこの程度の常識やリテラシーも持てない(理解していない?)方々が、子供たちを
教えて
いるのです。ましてオンライン授業なんて序の口のレベルで、今後はよりあらゆる方面で

IT化が加速するはずです。

ビジネス現場でやっている方々なら既に分かっていることや実践していること(半ば常識)が、

学校では全くないのでしょう。おそらく(あえて言い方を変えれば)民間がやっていることと比較すると、

いまだに紙が大好きな昭和の感覚なのかもしれません。

 

ますます学校に期待が持てないなぁ・・・と実感したしだいです。

ちなみにいまだFAXでの連絡が多いのも学校の特徴です。

あぁ・・・紙とハンコ文化、万歳(笑)

 

 

次回は実際のオンライン教育の現場についてお話ししたいと思っています。

やれやれ・・・((+_+))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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