今、わたしは
仕事の引き継ぎをしているのだが。


今日、その教えている子から

電話中で話ができなかったわたしに

「ここの数字間違ってたのでなおしておきました」とメモを残して帰っていった。

その資料は
目標を決めるにあたって
大体の数字が知りたくて
日がない中、慌てて作成した資料。

訂正された資料をみて

あちゃ

と思ったと同時に

なんかモヤモヤした。


モヤモヤしたので

いったんは
そのモヤモヤを味わう。

ふーん、訂正してくれたんだ。
ま、いいけど。

別にそこまでの資料じゃないから
そこまでしなくても良かったのに。

なんか気分悪。


そんなことを思ったあと。


「わたしはなぜモヤモヤしたんだろう?」

と自分に問うてみた。


後輩のくせに揚げ足取るような態度
にムッとした。

間違ってますよって
普通先輩に言う?

出し抜かれた感
というか
揚げ足取られた感
というか

教えてもらっている立場のくせに
そんなことしていいの?

もっと先輩を立てなさいよ。

教えてもらっている立場のくせに。
後輩のくせに。

立場をわきまえなさいよ!





あ!
わたし、
先輩を立てなければいけない
先輩に間違いを指摘してはいけない
先輩には意見を申してはいけない。


そんな価値観もってたみたい!


これって
子供に対しても同じで。


親に向かって なんて口聞くんだ!?
言うことききなさい。


先に生まれたというだけで
そんなことを思ってた。

もちろん
目上の人を立てるのは正解だ。





目上の人
年上の人
先輩
上司

自分より先に生まれた人や
自分より立場が上の人に対して

遠慮というか
あきらめというか

物を申してはいけない。
みたいな気持ちでいたことに気づいた。


だから

そんなわたしのルールにはずれた言動をする
その子に苛立ちや悶々とした気持ちをもったんだろうな。






価値観に偏りがあっても
全然いいんだけど

価値観の偏りは
自分を苦しめる原因のひとつになる。


だから
悩みや苦しみから解放されたければ
自分の価値観の偏りに気づくといい、

個人的には思ってる。






モヤモヤするとき。

それは自分の価値観の偏りに気づくチャンスだね。