先日、

友人のお部屋探しを手伝った。

 

詳しい理由はわからないけど

引っ越したいという。

 

もともと

自分の家を離れて住んでいて

戻りたいけど事情があり戻れないらしい。

 

 

そんな彼女の状態は

一言で言って冷静ではなかった。

 

なかったけど、

 

勢いというか熱量だけは

めちゃくちゃあって

 

そのエネルギーに押され気味だった私は

いわれるがまま部屋を案内した。

(賃貸のお仕事してます)

 

3つ見たうちのひとつを

不満があるものの一番マシ、ということで

申込用紙に記入はしていったが

 

「他にも気になる部屋があるから

外見だけ見てきたいので申込は明日にしたい」と言って帰っていった。

 

その夜

lineで

「ここも気になる」

全然別の物件のデータを送ってきた。

 

目の前に本人がいないこともあり

 

私は違和感を感じて

「ちょっと落ち着きませんか?」

と返事した。

 

ちょっと彼女の焦りを感じたんだよね。

 

 

本音は家に帰りたい。

 

でもそれが叶わないことになって

ヤケ?を起こしている風にも見えた。

 

 

本音では部屋なんか探したくない。

 

でも

やむを得ないので仕方なく部屋を探しているため

 

どの部屋を見てもピンとこないし

 

部屋の間取りも

家賃も

探す地域も

バラバラしている。

 

私から見たら

取っ散らかってる、としか思えない行動。

 

でも本人は、その状態に気づいていないと思えた。

 

1時間ほど

少し突っ込んで話を聞いて

 

オートロック物件であること、と

住む地域を絞り込んだ。

 

そして彼女があとから探してきた部屋と

もうひとつオートロック物件を見ることにして

翌日を迎えた。

 

 

(続く)