フラッシュバックのようなものが
頻繁に起こるようになりました。


あの日の
断片的な光景が


いきなり
鮮明によみがえってきます。


仕事にも集中していないせいか


凡ミスが続いてしまい、
弱い自分が
情けなくなります。



今日は
とても気持ちがキツくて、
ずっと下をむいていました。


命日が近づくにつれて、どんどんキツくなる。


自分でも
どうなってしまうんだろう…て思う。



そんななか、
思わぬ出来事が。



私たち夫婦が
公私お世話になった方に


三年半ぶりに
明日、お会いできることになったのです。



6日の命日を前に
突然舞い込んだ話。




驚きと、嬉しさで、
一気に涙があふれました。



早くに父親を亡くした主人にとって
その方は、上司であり、父親のような存在でした。


主人の訃報を聞き、
絶句し、
私には、よく頑張ったなと、ねぎらってくれました。



しかし、
その方も、一年ほど前に
息子さんを亡くされました。
34歳。
結婚三年目、お子さんが、一歳半でした。

主人と、同じ。



どんなに辛い時期を過ごされているのだろうと…。



明日、私を見たら、
息子さんの事を思い出させてしまうのではないか…。
私は、絶対に泣いてしまうだろう…。

そのあと
仕事になるだろうか…。

色々よぎりましたが、




落ち込んでいる、
私を見かねて、
主人が


大きな大きなサプライズを
用意してくれてたのではないかって思えてきて、


「だいちゃん、やってくれるやん」



って、
思わず、天を仰ぎました。



だいちゃんらしい
励まし方だなぁって思います。






6日は、主人の命日。


その日に


「ツナグ」
という映画が、公開されます。



亡くなった人に
一度だけ会って、
思いを伝える。




そんな事
できたら、どんなにいいだろう。




でも、

わたしは

その権利を得たとしても、
使いたくても


使えない気がする。



権利をもっていれば、
いつか会えるという安心感がある。



でも

会ってしまうと



もう二度と会えない
という、



あの日からの絶望感を



また
味あわなくてはいけない。


気持ちも、体も
もう、もたない。



でもね。
あの日、
最後に交わした言葉は




ケンカに近いものでした。




謝りたいな。。





いろんな意味で


「つながり」を
感じた日でした。