絡まって 解けない
糸みたいに
時が経っていくほど
硬く脆くなっていく
ひび割れたままの記憶
片付けることもできずに
綺麗な服を纏って
全て忘れたふりをしていた
きっとこのまま誰も愛さない
誰にも愛されないと
胸の奥ヒリヒリ痛む度に
うずくまって そう呟いていた
幸せを願うことさえ怖くて
泣き方もわからずに怯えていた
肩を抱く誰かの温もりに
顔を上げると そこにあなたがいた
その腕の中 聴こえてきた音は
とても優しく温かい音でした
ひとつずつ 心が解けていく
あなたと出逢い
はじめて愛を知りました
⋆
⋆
年が明けて、やっと青空が広がった日。
空を見上げたくて、思い切り息をしたくて..
冷たくて強い北風が
木々を揺らす音を聴いていたら
なんか、ほっとしちゃって
涙が滲んでこぼれそうになって
見上げた顔を戻せなくなって
少しの間、上空を見上げたまま
ひとりで、バカだなって笑った。
そうか...、僕はずっと
ここに来たかったんだって
こうして、木々のざわめきや
風の音、水のせせらぎや
光りの色、温もりを
ずっと、感じたかったんだって知った。
ほんと、ばかw
あ、今年もよろしくお願いします(;´∀`)ノ