死神 | もしも君が迷ったなら

もしも君が迷ったなら

思いついた言葉を詩に。思いついたストーリーを小説に。

私は貴女の死神


死してなお美しい貴女を抱き寄せ


その唇にそっと口付けをする


青白い貴女の頬はもう二度と紅く染まることはないだろう



私は貴女の死神


朽ちてゆく貴女の屍を ただそっと抱き締める

Title from 【追憶の苑】  (by 色々100のお題)