去年の今頃、正しくは9月になるが、父が脳梗塞で倒れ、あと1週間ですと言われて
日本に帰国た頃でした。忘れもしない、帰国し始めて見たチューブだらけの父の顔。私を見つめたときの父の顔。我慢していた涙がそこであふれてきました。
私が日本にいる間、できる限りの看護をしました。
父の様態は安定し、今では自分でご飯を食べ笑うこともできるようになった。
ただ、記憶をなくし子供のようになってしまった父。
歩けなくなってしまった父。
死ぬときは家族に迷惑をかけないようにコロッと逝きたいと口癖のように言っていた父。
時々その言葉が頭をよぎる・・
でも、それでも私は今父が元気でいることに感謝し、そして母の愛情たくさんな父の看病に感謝し、フランスで支えてくれる友達に感謝し39歳の誕生日をもうすぐ迎えます。
みんなに幸せがたくさんありますように。お誕生日の願いです。