ハルがこの投稿をしてくれたのは、ちょうどメンテナンス入院から退院して、体調が落ち着いてきたころでした。

入院中のしんどかった時のこと、そんな正直に書いちゃうの…びっくり

って思ったけれど、こんなこと誰にも言えないからって。顔も本名もわからない場所だから、素直に書けることってあるんだねって。俺今までブログとか興味なかったけど、悪いものでもないわ。カッコつける必要もないしね…って言ってました。

ハルもブログ開設すれば?なんてすすめてみたのだけど、「とても続けられない。俺、文書くの苦手~。」ってやんわり拒否されました汗

でも、何度か投稿してくれました。
ハルの遺してくれた言葉。
何度読んだかわかりません。
何度読んでも泣きたくなります。


お父さんに「生きていくのがしんどいか」と言われた、と書いてありますが、お父さんもこのことをよく覚えていました。
お父さんにそう言われたハルは、「父さんにしんどいっては言えないよ…。」って苦笑いしてたと。
そのハルの顔を見て、愚問だったとお父さんはすぐに後悔したんだそうです。



「辛さに負けない強さがほしい」という言葉は、本当に重い言葉でした。


どれだけ身体が辛くても、家族に当たり散らしたり、もう死なせてくれって訴えたり、そんなことだけは絶対したくないって。そこだけは最後まで守り抜きたい誇りなんだと、ハルは言いました。
それでも、「なかなかしんどいよ…。すごい精神修行だよ。」って…。

私は、我慢しなくていいからって言いました。辛いときは辛いって言ってほしい。私は側にいても何もできないけれど、1人で闘わないで…って。

「1人だなんて思ったことないよ。」
ハルはそう言ってくれました。



ハルは私が心から幸せだと思えるようにしたいって…。

私はハルが、少しでも楽になれて、幸せだと思う瞬間を作りたいと思いました。
あなたの笑顔が、あなたの存在が、それだけで私を幸せにしてくれるのだから。


…そんな話をして、手を握りました。

思いが、重なっていくのを感じました。