ハルが私の胸の中で旅立ってから1年です。
今でも、あの時の感覚は腕に残っています。


ハルのいない未来なんて考えられないとずっと思っていたけれど、何とか1年過ごしてこれました。
寂しさと切なさは一生消えることはなさそうで、この先あと何十年ハルのいない世界で生きていかなくちゃいけないのかなって考えると途方に暮れたくなるけれど、それでも日々の中に幸せはあって。笑顔があって。日常は続いていく。

結婚を決めた時から、いつかこういう時が来るんだろうって漠然とした覚悟はあったけれど、そんなに人って簡単に割り切れるものでもない…。

やっぱり、時々思ってしまう。
神様はどうして助けてくれなかったの。
どうしてハルだったの。 って…。


自分が生きていくことに辛くなったときは、今までのハルとの日々を思い出すことにしています。
たくさん愛したなぁ。
たくさん愛されたなぁ。
幸せだったなぁ…。
思い出は、色褪せることはなく、私を支えてくれます。
胸の中にあったかい気持ちが流れます。

うん、大丈夫。
今日も笑える。

そうやって、前を向いてきました。
その連続で、1年経ちました。


そして、私の側にはハルの遺志を継いだ宝物が2人います。
この子達を守っていかなくちゃね。
私が守られているのかもしれないけどね。

父親の壮絶な闘いを見届けた子どもたちは、「本物の強さ」というものを学び、一回りもふた回りも大きくなりました。
痛みを知ってるから優しくなれる。
それが本物の強さなんだろな。



1月3日は、いつもの仲間達と新年会をするのが毎年の恒例行事でした。
今年も、これからも、そうしようって。
みんなでいて、みんなで笑っていた方がハルも安心するよ。みんなでお墓参りして、ハルを思って飲もう。
そう、声をかけてくれた仲間がいることに感謝です。
もしかしたら、みんなでいられる3日を選んでくれたのかもしれないね。
きっとそう、ハルだもん。



赤薔薇1年経った私の素直な気持ちですピンク薔薇


ありがとう、ハル。
愛してるWハート