久々のブログになってしまいました。
2月下旬、私のとっても近い友人が、乳癌の宣告を受けました。
まだ38歳…リンパ転移もあって、右乳房を全摘する手術を先日受けました。
その話を聞いた時、言葉を失いました。
それと同時に、ある不安が襲ってきました。
年明けから感じてた、自分自身の体調不良の原因…。
左の顎あたりが痛むんです。
ひどい時は顎から頭痛もおこり、ロキソニン飲んで何とか日常生活を送ってました。
この痛みは何…??
もしかして私も癌…??
そう思ったら、怖くて怖くて。
そして、この不安を誰にも相談できずにいました。
ハルに話しかけては涙しました。
大丈夫だよって言ってほしい。
そう言ってくれるだけで安心できるのに。
日中、仕事してるときは痛みも軽くなる気がします。子どもたちと過ごしている時も。
でも、夜1人になると、恐怖が襲ってきて、動悸がし、なかなか眠れない。
そんな日々が続きました。
さすがに、このままではいけないと思いました。私はハルの分まで長生きするって子どもたちと約束したんだから、ちゃんと治さなきゃ。
1年半前、ハルの闘病中にも左の顎が腫れたことがあって、耳鼻科にかかりました。
その時の先生に相談に行きました。
先生は触診して、「耳下腺に腫瘍があるかも…」って言うんです。
「良性腫瘍だと思うけど、万が一のことがあるから精密検査をしましょう。」と大学病院を紹介されました。
この時点で、私の不安はマックスです。
もともとハルの闘病を書いてたブログ、カテゴリーは「入院 闘病」のジャンルでした。
(今は「子育て」ジャンルにしましたが)
ブログで他の方の闘病記を読むだけで、心臓がバクバク…。
ブログは怖くて開くこともできませんでした。
それから1週間後、精密検査に行きました。
またまた1週間後、結果を聞きに行きました。
結果…
「腫瘍らしきものはありません」
えっ…
では、このずっと続く顎の不快感、頭痛の原因は…??と聞くと、先生はにこやかにこう言いました。
「歯をくいしばってませんか。」って。
今まで、自分では意識してこなかったけれど、私はずっと変な力を顎にかけていたようなんです。
口を閉じている時、普通なら歯は当たってない。でも私は無意識に歯をくいしばってしまうので、顎に負担がかかっているということに気がつきました。
きっと、何年も何十年も前から。
疲れてたり、ストレスが溜まると目眩や頭痛が起きるのもこの癖に原因があるのだと、やっとわかったんです。
最終的に、精密検査の結果を聞いたのが3月終わり。子どもたちにも両親にも誰にも言わずに病院通いをしてました。
人前では平静を装っていたけれど、食欲もなくて、この1ヶ月で3キロ痩せてしまいました。
「何か痩せた?」と聞かれる度、やっぱり病気なのかと、余計不安になるという悪循環。
今となれば、バカだなぁって話なんですけど。
得体の知れない痛みは不安にさせる。
自分の身体がどうにかなってしまうのではないかいう、恐怖。
ハルはずっとそれと闘ってきた。
私はずっと側にいたくせに、その恐怖がどれほどのものか、わかってなかったんだなぁ…。
だけど、怖いって言ってくれたから…。
少しでも、そうやって思いを吐き出せたから、心が壊れずにすんだんだなって、改めて思いました。
私はこの1ヶ月、誰にも相談できずにいたから、壊れる寸前でした。
たった1ヶ月でこんなになってしまうんだから…。
自分の弱さを思い知った1ヶ月でした。
そして、自分って単純だなって思うのが、癌ではないとわかって、友人の手術も成功して、とりあえずひと安心…となったら、あれほど酷かった顎痛と頭痛が消えたんです。
ハルにこの一連の話をしたら、「サクラさぁ、もっと力抜きなよ。リラックスリラックス。」って笑うんだろなぁ…
笑い話にできて、よかったぁ…
そんな中で迎えたリンの誕生日も、卒業式も、感動でいっぱいの1日でした
更新できなかった間、何人ものブロ友さんに、どうしたの?って心配のメッセージをいただきました。
そんなわけでして…
何か精神的に病んでました
ご心配おかけしてすいません。
お返事も書けなくてすいません。
また、少しずつ書いていきたいと思います