いつも読んで頂いてありがとうございます。
毎回読者登録、イイね連打、コメに感謝致します。
相当空いてしまいました。
親愛なる読者の皆様、この場を借りてお詫び申し上げます。
今日は銭湯の話にお付き合い下さい。
実は先日、うちのエコキュートが急にぶっ飛びまして…汗。
お湯も出んし、当然風呂にも入れん。
すぐに診てもらったのですが修理不能との事。
平たく云えば寿命ですな。
…兎に角このように人生にはマサカが直面するのは避けては通れません。
思えば23年間。
よくぞグチも云わず我が家のお湯を供給してくれました。
世間的には寿命は10年と云われてますから、倍以上頑張ってくれた事になります。
こう思うと愛しさも込み上げてくる。
心からお疲れ様と云いたい。
こうして銭湯の話に飛躍するわけです笑。
新しいモノに買い換える事になってしまったわけなのですが、すぐに取り付けと云うわけにもいかず、取り付けまでは銭湯通いとなるに至った。
…でも不思議と嬉しさもあったのも本音である。
今から50年以上前、貧乏我が家には風呂が無かった時期がある。
そんな時、親に連れられ昭和の銭湯に行っていたのである。
最近は風呂の無い家はめっきり少なくなったので、家で入る人も多くなり、経営が立ち行かない街の銭湯が激減しておるらしい。
寂しい話だが事実である。
街の銭湯、本屋、映画館、純喫茶、大衆食堂…。
私の好きな風物詩とも云える施設が激減している。
そんな中、必然的に銭湯に行ける機会に恵まれた。
こんな感じの煙突を見掛ける光景も少なくなってしまった。
お決まりの富士山。
今でも記憶に残っておるのだが、当時は背中一面に立派な彫り物を入れたオッチャンやらアンチャンも相当数居たような記憶がある。
当時ガキの私は興味津々でそれを見ておった記憶もある。
彫り物を見ておると、そのオッチャンやらアンチャンも気さくでやさしくて色々話し掛けてくれたのも印象に残っている。
その当時は銭湯は間違いなく地域の社交場のような役割も果たしていたように思う。
裸の付き合いと云うのもオツなものだ。
私は個人的に温泉も大好きなので時々出かけるが、今でも温泉地でこの洗面器を見ると嬉しくなる。
時々いまだにコレが置いてある温泉があるのだ。
何とケロリンの湯桶が現役…。
不思議と落ち着くし、温泉気分を増してくれる代物なのだ。
…話は戻り、今も現役で頑張っている街の銭湯。
最近の原油の高騰に頭を痛めておられる様子にも心が痛む。
原油の代わりに薪を使用しておられる所もあるようだ。
さらには店主の高齢化、さらには後継者不足も顕著で廃業に至る銭湯もあるらしい。
大好きな銭湯の灯はどうか消えないで欲しいと願うばかりだ。
時々出向く秘湯での気さくなオッチャンやらアンチャンとの出会いとそこで交わす会話も実にイイ。
必ず自分から挨拶するようにしておるのだが、何気なく挨拶を交わすと会話に繋がる事も少なくないのだが、バカ話にまで発展したりするとそれら全てが風情にもなり得るのも嬉しい瞬間だと思うこの頃であります。
ふとケイタイも通じんような秘湯に出掛けて何もかも忘れたい…笑。
そんな衝動に駆られるのも事実だが、年中無休の自営業なのでそれは無理…。
温泉は心を洗ってくれてリフレッシュ出来る粋な場所。
明日への活力なども貰えるから、私にとっては無くてはならん場所にいつの間にやらなっていた。
そこに美味いものが有れば云う事ありませんね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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