発想の方程式〜知恵が価値を生む時代 -2ページ目

『迷ったら声で決める!』(清川永里子著・さくら舎)

 

数年前まで、ずっと自分の声に自信がありませんでした。

 

      *あ、もちろん今も、声に自信があるってわけじゃないですよ。

      でも、時々講座などで「すごく声が聞き取りやすくて、

      内容も分かりやすかった」と

      言われたりするようになりました。

 

それは、あるトラウマから。

新人時代に先輩に

「〇〇の声に似てるなあ」と、当時大人気だったあるカン高い声を持つ芸人さんの名前をあげたんです。

 

その先輩は、人気のある女芸人さんだから良かれと思って言ったのでしょうが

からかい半分に聞こえてしまい

「え、そんなに高い声ですか?」

と、自分の声に自信が持てなくなりました。

 

だって、自分の声って、どんな風に聞こえているのか

声の第一印象は自分ではわからないですもんね。

 

声に自信がないと、人前で話すのも億劫になってしまいます。

この年でそんなことも言っていられないので

腹式呼吸で低い声を出す練習もしました。

 

すると、今度は

「低い声で聞き取りにくい」と言われたり。

 

やはり、少し高めの方が明るい感じがするかもと

今現在の声に落ち着いています。

 

だから、友人の清川永里子さんが声の本を出版されると聞いて

とっても待ち遠しかった!

 

なぜなら彼女は、声のプロ。

ボイストレーナーで音楽家、声楽家、音楽評論家。

しかも、メンタル心理カウンセラーなので

 

声にまつわるトレーニングを心身両面でサポートできる方なんです。

ね、期待しちゃうでしょう。

 

もっと早く、この本が欲しかった!

 

これです。

 

『迷ったら声で決める!』(清川永里子著・さくら舎)

 

 

 

清川永里子さん曰く

「感じのいい声はつくれる」とのことです。

 

かわいい声、

きれいな声、

大人っぽい声、

力強い声。

 

人によっていろんな特徴があると思いますが

つくれる?

 

つくれたら、自分の声で悩む必要はなくなりますね!

すごい。

 

あなたの声はどのタイプ?チャート付き

実は、この診断、第五章です。

せっかちな私は、まずここからアプローチしました。

 

チャート式で進んでいくのですが

うれしい! Cでした。

気を良くして、最初に戻り、読み進めましたよ。

 

特に記憶の残った2つをご紹介します。

「ハッタリ魂」を胸に抱いて

ハッタリ??

そう、ドキドキしてても、緊張しててもハッタリで堂々と振る舞える、と著者は言います。

 

そりゃそうですよね。

誰でも観客は、堂々とした演奏を聞きたいでしょう。

自信に溢れた講義を聞きたいでしょう。

 

「自分は上手いと思って舞台に立ちなさい」

 

確かにその通り。

そう思って立たなければ、お客様に失礼ですもんね。

 

ハッタリ魂、心に刻みましょ。

 

「立て板に水」では信用されない。

 

「立て板に水」では信用されない。

これ、めちゃくちゃわかります。

 

以前、TVで見たある人気YouTuberさん。

面白そうだと思って、You Tubeの番組を見てみたんです。

すると、「立て板に水」で一切のブレスなく話していて

どこで息継ぎすればいいか、視聴者として息苦しく感じました。

 

すると、頭に入ってこないんですね。

私はセミナーの途中で、

「ここまでいいですか? 〜と言うことですよ」とまとめたりするんですが

途中でまとめたりして思考を整理する時間が視聴者にも必要だと思います。

だから、この項目は同感しきり。

 

以上、あまり書くとネタバレになってしまいますが

他にも大事なポイントがありました。

 ↓   ↓

腹式呼吸を使わないと良い声は使いこなせない

・喉の筋力がアップする発生練習に適している音は?

・良い声を聞き続けていると自然に自分も良い声を出せるようになる

・声を出すのに大切な3つのバランス

・声の通り道を作ろう

 

特に最後の「声の通り道」は、テレワーク化が進む今、本当に心がけたいと思いました。

本で書かれた3つのバランス(109p)を整え、声を出すことを重ねると、声の通り道を作ることができるそうなんです。


声を出さないままでいると、声の排水管が詰まってしまうそうです。

つまり、しばらく声を出さずにいると、道そのものを忘れてしまう……

 

オンライン化が進むのは悪いことではありませんが

人と人が会う機会が減った今、これは本当に心がけたいことですね。

 

じっくり読んで、通り道がふさがらないよう、日々声を出していかなくちゃ!

 

ちなみに、ダイヤモンドオンラインには、こんな記事もありますよ。

こちらもぜひ参考に!

オンライン会議で「あなたの声」が相手に聞こえづらい理由

 

 

清川永里子さんのこの本を読んで、声に自信を持つ人が一人でも増えますように。

世界が、明るい声であふれますように。

 

私ももっと声を磨こう!

 

 

 

 

 

Value Promotion 前田めぐる

 

『LINE採用革命!』(斎藤元有輝著・スタンダード株式会社)

若い人材の採用ツールとして欠かせないLINE

 

『LINE採用革命!』は、採用戦略を進める担当者にお勧めしたい一冊です。

若者が日常的に使っているLINEを採用活動で活用している中小企業は、まだそう多くはありません。

 

本書は、LINEの専門家である斎藤元有輝さんが、LINEを使った採用戦略について解説する書。

 

 

 

●第一章では、中小企業と大企業の違いについて書かれています。

また、新卒採用か中途採用か、どんな人材がほしいかを考える参考になります。

 

●第二章では、

LINEを使った採用法以前に、中小企業の採用戦略、8つのポイントが書かれています。

 

●第三章では、LINEも含めたSNSツールが採用にどう使えるか、

その特徴がまとめられています。

 

●第四章では、LINEをうまく使った企業の成功事例が書かれています。

 

●第五章では、LINEの公式アカウントを使った具体的な採用戦略について書かれています。

送る頻度や、内容、字体はどうするか、

発信するポイントについて知ることができます。

 

●第六章では、自社のLINEを学生にどう登録してもらうか、

対面や紙媒体、サイトを使った方法について書かれています。

 

●第七章では、相乗効果を生む採用サイトと

コンテンツの作り方について書かれています。

 

●第八章では、採用サイト・You Tube・LINEを組み合わせた方法と

You Tubeのメリットについて書かれています。

 

●第九章では、オンライン採用について書かれています。

 

ツール活用は、そのツールの使い方だけがわかればうまく行くというものではありません。

就活の背景や、採用の考え方、他のSNSツールの使い方も含めて理解できる本書、中小企業の採用担当者の方にお勧めです。

 

例えば、最後のオンライン採用のところでは、学生本来のパフォーマンスを引き出す方法なども書かれていて、随所に著者ならではの心配りを感じます。

まるで、著者が目の前にいて講義をしてくれているかのような、分かりやすい一冊です。

 

こんな本も書かれていますよ。

 

Value Promotion 前田めぐる

 

 

『“内向型”のための「営業の教科書」自分にムリせず売れる6つのステップ』

物静かで、口下手で、人見知り。

いわゆる「内気な人」は営業に向いていない──こう感じている人は多いのではないでしょうか。

 

この本は、営業マンをトップセールスに押し上げる育成コンサルティングで知られる渡瀬謙さんの新刊。

 

 

 

内向型営業マン、3つの悩みとは?

 

渡瀬さんに言わせると、内向型営業マンはそもそも3つの悩みを持っているそうです。

 

・お客さまとの会話が続かない
・嫌われたり怒られたりしたくない
・売れないストレスが耐えられない

 

そしてそれを克服しようと、

 

・無理して笑顔と明るさを前面に出す

・お客様にしゃべる隙を与えないで説明する

・断られてもしつこく食い下がる

 

のだそうです。

「無理して笑顔と明るさを前面に出す人」「お客様にしゃべる隙を与えないで説明する人」「断られてもしつこく食い下がる」。

どうでしょう? 目の前にそういう人が立っていると想像すると、申し訳ないけれど、自分が客としてもちょっとつらくなるかもしれません。

 

じゃあ、どういう営業担当者が自分の前に立っていたら、客として快く対応したくなるでしょうか?

・誠実でウソをつかない

・知りたいことだけ的確にアドバイスしてくれる

・静かに話を聞いてくれる

 

うんうん。

これ、めちゃくちゃ分かります。

 

この夏、エアコンを買いに売り場に行き、出会った人がこの正反対のタイプでした。

 

特に「知りたいことだけ的確にアドバイスしてくれる人」は実際ものすごく少ないです。

家電や服を買いに行くと、それは顕著に感じます。

真剣に購入を検討していればいるほど、要らない情報をまくしたてられることは嫌なんです。

 

つまり、知りたいことだけ教えてあげる。これができればすごくポイントが高いわけですよね。

内向型営業マンには、そういう人が多いはずです。

 

だって、口下手な人にとっては、聞かれたことだけ答える方が楽だし、静かに話を聞くだけでお客さんが喜んでもらえるなら、それに越したことはないですもんね。

 

なんだ!

内向型の性格って、めちゃくちゃ、今の時代の営業に合ってるじゃありませんか。

 

内気でも電話を使わなくても開拓できる? 新規アプローチの方法とは

実は、この本に書かれている渡瀬さんの新規アプローチ、つまり新規客開拓の方法は当初電話とFAXを使ったものでした。

その内容はもちろん画期的で「なるほど、そうすれば電話を切られる心配も、FAXを捨てられることも確かに減るよね」と感嘆しました。

 

ただ、私は電話やFAXをほとんど使わないし、仕事の連絡はほぼメールです。

自分からいきなり電話をかけるというのも、あまり気が進むものではありません。

内向型営業マンには合っていても、私みたいなフリーランスにはどうだろうか、と思っていました。

 

ところが、今回の本ではその疑問が解決されているのです。

しかも、文章まで懇切丁寧にサンプルがあります。

 

うわ、これちょっとやってみたいかも。

今は仕事が混み合っているけれど、一段落したらやってみたいかも。

 

オンラインでのやり取りがますます進むこれから

さて、ここから先は、私が勝手に考えたことで、本の中で「アフターコロナ」や「オンライン化」と記述されているわけではありません。

 

今年は、ほとんどの人が新型コロナウイルスの影響を受けたでしょう。

在宅化が進み、会社員の人もフリーランスのように自宅で働く人が増えました。それとともに、たいていの人はネットで企業の情報に触れる時間が増えたと聞きます。

SNSで、サイトで、これまで見る時間がなかった人が、企業の情報をちゃんとチェックする時間が増えています。

 

実際、私のもとにも、全く取引がなかったところからオンラインで依頼をいただき、オンラインで完結するという例が増えています。お目にかかれたら良いけれど、今はそれが叶わないので、パソコンの向こうのお顔を想像して、感謝しています。

 

これからは、オンラインで営業して、オンラインで仕事が進み、完結する機会が増えていくでしょうね。

 

そんな時代にも、この本がぴったりだといえそう。

 

お客様の言葉の生かし方や、納得感の引き出し方など丁寧に書かれているので、じっくり読み込んでしっかり研究したいと思います。

 

『“内向型”のための「営業の教科書」自分にムリせず売れる6つのステップ』

 

 

巻末には、「営業100の格言集」というPDFを無料で読める申し込みのURLがあります。

 

今週金曜日(9月18日)渡瀬謙さんのセミナーもぜひ!

https://honto.jp/store/news/detail_041000045983.html?shgcd=HB300

 

 

 

Value Promotion 前田めぐる

『読書に学んだライフハック――「仕事」「生活」「心」人生の質を高める25』(印南敦史著・サンガ)

書評執筆本数日本1の書評家である印南敦史さんの新刊です。

 

印南さんの記事の中からPV数の多い記事を厳選し、生活に役立つヒントを一挙に収録!

 

まさか、そんな。

良いのでしょうか。

それならそれで、一挙に読ませてもらっちゃおうかな〜、

読者にとっては都合の良い、ありがたすぎるお話。

 

だって、最も読まれた記事の中から厳選されたライフハックなのですから、興味をそそらずにはおきません。

 

『読書に学んだライフハック――「仕事」「生活」「心」人生の質を高める25の習慣』

(印南敦史著・サンガ)

 

人生の質を高める25の習慣が、「ビジネス」「マインド」「ライフ」の3カテゴリーに分けて収録されており、それぞれの本のエッセンスを知ることができます。

 

例えば、『嫌われたかも!?と心配にならない話し方のルール』(植西 聰著・クロスメディア・パブリッシング)では、「嫌われたかもしれない」と心配さずに良好な関係を築くための会話のテクニックが紹介されています。

・嫌われない人は、会話の最低限のルールを遵守している

・嫌われない人は、マイナスの言葉を口にしない

・嫌われない人は、他人の悪口をいわない

・嫌われない人は、愚痴をこぼさない

・嫌われない人は、感情的にモノをいわない

・嫌われない人は、乱暴なことばをつかわない

 

以上は、嫌われないようにするための必要最低条件。

そしてもっと良好な関係を築くには、次の7つのルールを心に刻んでおく必要があるといいます。

これに、7つのルールが続くのですが、その7つのルールをもっと詳しく知りたいと、本を手にとりたくなってしまうのです。

 

主観的な内容を交えずに、本の要点を述べながら、いつの間にかその本を読みたい気持ちにさせてしまう。

著者の書評のすごいところです。

 

本が好きな方、本から得られるエッセンスを人生に役立て、人生の質を高めたい方にお勧めする濃密な一冊です。

 

 

 

Value Promotion 前田めぐる

 

 

『図解 やりたいことができる! 時間割』で自由が増えて仕事もはかどる

一昨日は、京都ホテルオークラのカフェへ。

「伝説のフレンチトースト」を食べたくなったので行ってきました。

 

コロナの影響は今のところ少しだけましになってきた様子。

ゼロリスクで暮らすのもストレスが溜まってしまいます。

 

時々は、市内観光を兼ねて

緑に触れたり、おいしいものを食べたり。

 

もちろん、仕事もしています。

 

でも最近では、なるべく午前中に終わらせて、

午後はフリーに過ごすようにしています。

その日によって、

本を読んだり、仕事をしたり、買い物に出かけたり、時には観光もしたり。

 

あまり、予定を詰め込まないようにしていますが

ライティングについては、昨年の今頃よりたくさん書いています。

だって、はかどるんですもん。

 

自由な時間が増えたのに、仕事もはかどる。

その理由、このムック本の中に書かれています。

『図解 やりたいことができる! 時間割』と66のテクニック

 

『図解 やりたいことができる! 時間割』

 (TJMOOK) ( 臼井 由妃 監修 / 宝島社)

 

 

臼井由妃さん監修のムック本です。

 

この10ページのところに、私の活用事例が掲載されているんです。

ぜひご覧くださいね。

 

臼井由妃さんは、経営者として、講演家として活躍され、

しかもものすごい執筆量をこなしてらっしゃる著者中の著者。

働く女性として、尊敬する大・大先輩。

 

掲載していただき、光栄です。

 

どうしたら、臼井由妃さんのように時間に支配されず

時間の手綱を持って、やりたいことをできるようになるだろう?

 

私の他にも、そう思う人はたくさんいると思います。

そして、その秘訣が「66のテクニック」として紹介されているのです。

 

 

テレワーク化が進む今、時間を使える人になろう

 

今年は、これまでにない特別なことが起こりましたよね。

新型コロナウイルス感染症の影響で

テレワーク化が進んだ企業も多いでしょう。

 

今まで社内のデスクで仕事をしていた人が

自宅で働くようになると

いろんな変化があったのではないでしょうか。

 

ダラダラしても誰にも文句を言われないので

特に、時間管理に悩む方も増えているようです。

 

「好きなように時間を使えるのは、自由でいいなあ」って思うか?

それとも

「自分で管理しなきゃいけないの大変そうだな」って思うか?

 

ぜひ、これを読んでいるあなたも

前者であってほしいと思います。

 

「無理無理!という方には

きっとこの本が役に立ちます。

 

だって、あのベストセラーをベースに生まれたムック本ですから。

 

あのベストセラー本をベースに漫画と図解入りで分かりやすく

 

本書は、10万部のベストセラーであるこの↓文庫本の図解本。

 

『やりたいことを全部やる! 時間術 」

(臼井由妃著、日経ビジネス人文庫)

 

文庫本は、どこにでも持って行けて、カバンにもスッと収まるし便利ですよね。

 

でも、

「小さい字をたくさん読むのが苦手」な人もいれば

「漫画や図で説明されてる方がすんなり頭に入る」人もいます。

 

 

『やりたいことを全部やる! 時間術 」は時間活用に悩む人にぴったりの本なので

そのエッセンスが漫画や図も含めてわかりやすく解説されることは

すごくラッキーなことだと思います。

 

しかも、雑誌サイズなので、見やすい!

 

作業効率だけでなく、メンタルケアも重視

 
またん注目したいのは、単に作業効率を図るノウハウだけでなく
メンタルを復活させる方法も載っていること。
 
私の知る限り、この悩みを持つ人は非常に多いんです。
失敗したり、人から何か言われたりして落ち込んで
いつの間にか時間が過ぎてしまう……
 
メンタル復活こそが効率アップの近道ってことで
3つのスランプ脱出法も掲載されているんです。
 
なんと、至れり尽くせりな!
 
ぜひあなたも、本書を味方につけて
ゆとりある時間を過ごしてくださいね。
 

『図解 やりたいことができる! 時間割』

 (TJMOOK) ( 臼井 由妃 監修 / 宝島社)

 

 

Value Promotion 前田めぐる