13年は一言で語れない!Vol 34 借金
本日から第三者の会話が増えるため、旦那=モラ次郎になってます。
出産退院後~生活編
感染してから初めて10分も抱っこ。
まだ、グニョグニョだし、高熱だったし、抱っこしたくても出来なくて、ようやくって感じです。
抱っこすると葉月の体温が安心感を与えてくれた。
父がロビーから持ってきた新聞でようやく今日が日曜日だと気づく私。
休みのはずなのに、旦那=モラ次郎が来ないことに少し、腹が立つ。
両親がそろそろ、帰ろうとしている夜の8時に旦那=モラ次郎が登場。
旦那
『あ~、あーちゃん、じーちゃん、来てくれてはったんですか?』
父
『うむ・・・。モラ次郎君も大変やろうけど、頼むわな。ほなワシらは帰るで。』
母
『モラ次郎君もご飯とか洗濯とか気にせんとウチに甘えてきてな。』
旦那
『ありがとうございます。』
両親は葉月を覗き込み、笑顔で帰っていった。
(・・。)ん?車・・・
サマンサ
『車ちゃうの?』
旦那
『ん?車やで。』
サマンサ
『ママ背骨いたいねんから、送っていってあげて~や』
旦那
『ああ~、そうすれば良かったな。』
サマンサ
『そうすれば・・・って、今、帰ったとこやねんから追いかけたら間に合うし。』
旦那
『僕、いま、来たことやねんけどな?歩いてきてはるねんから、歩いて帰れるやろー?』
旦那のその一言で私は何も言う気になれず。
まぁ、来てすぐに「送って行け」と言われるのも嫌だよね・・・。
「でも、どうせ、駐車場料金を取られるのが嫌だから、30分以内で帰るんでしょ?」と、心が呟く。
旦那
『それはそうと、お母ちゃん(義両親)から借りた金、いつかえせる?』
サマンサ
『へ?保険組合からの出産手当で払うんやろ?』
旦那
『いや、お前の悪阻の時の入院費やん。』
なんか、この質問、変じゃない?
(「・・)ン?なんか、変よね?
どこが変って・・・?
家の財務状況わかってる人が、「いつ払える?」って聞いてるの。
私は無職。
出産したて。
赤ちゃん、病気だし。
生活費は全部、モラ次郎の給料からしか出ない。
サマンサ
『いつ、払える・・・って、今の状態じゃ一銭も払われへんわぁ。私、働いてないんやし。』
今の生活状況、、これからの生活状況、わかってるよね?
旦那
『( ̄- ̄メ)チッ また、僕、お母ちゃんに攻められるやん。ほんなら、いつ払えるんよ?』
まるで人事のように言う旦那に躊躇する私。
・・・入院費として私だけが使ったから?
取立てのオッサンみたいやん・・・
サマンサ
『いつって・・・なぁ・・・。とにかく、私が働かな返されへんわぁ。それに、たたでさえ、いま、コンビニ弁当とか買ってるから、結構、お金使ってるし・・・。ぜんぜん、足りへんもん。』
旦那
『足りへんのかいなぁ~。( ̄- ̄メ)チッ』
サマンサ
『なぁ・・・ちゃんと、計算してみてぇー。3人分の弁当とか、お茶とか、いくらかかると思ってる?』
旦那
『( ̄- ̄メ)チッ ま、ええわ。ほんじゃ、当分はお母ちゃんに返されへんってこっちゃな?』
って、私の質問はスルーかよ!
( `_ゝ´)
サマンサ
『うん・・・ん・・・。とにかく、私が働かな無理やし。』
ほんまに・・?わかってへんの????
なぁなぁ、おかしくない???
旦那
『お前、カードとか持ってるやんな?それで出されへんの?』
(゜Д゜) ハア??
サマンサ
『へ?カードってJCBとかの?それでキャッシングして、お母さんに返すってこと?』
旦那
『いや、でけへんねやったら、しゃぁーないけど、出せるんやったらそれで返したらええやろ?』
・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・
借りてもすぐに返済でけへんし・・・。
ほんまに、今の状況わかってるんかっ!?
カードで借りなきゃいけないほど、義母が返済を要求してるってことかなぁ・・・?
ボーナスで払う約束だったはずなのに・・・。
サマンサ
『なぁ・・・?ホンマにわかってて言うてるの?カードで借りれるよ?借りれるけど、私が働くまでどうやって支払うの?』
旦那
『なんでやねん。今までも、お前かりてたやろぉー?分割で払えるんちゃうの?』
確かに、妊娠中の医療費が足りなくて、キャッシングして病院代金を払っていた。
それは、ようやく出産前に少しだけ返せたのに・・・。
こう、話してると、なんか、お金はないけど私が払わないのが悪いんだ・・・って思うようになってきてました。
サマンサ
『ほんなら、御母さんに分割で払うってことにしてもらわれへん?とりあえず、私が働くまで、毎月5,000円やったら無理かなぁ~?』
旦那
『(≧m≦)ぷっ!5,000円て・・・お母ちゃんは僕の車の件で懲りてるから、分割じゃなくてマトメテ返してくれって言うてるし、それは、無理やろぉ~。』
サマンサ
『車の件で懲りてるって、あれは、あんたが悪いんやんかぁ~!』
旦那
『何度も言うけど、あれはお前が買ってもいいっていうから買ったんやで。なんで、僕の小遣いへつって払うんか、わからんわぁ。買ってもいいって言ったお前が悪いんやろ?』
ほんま・・・なんで、私が悪いんかな?
私は話をしていて頭が疲れておかしくなってきそうだった・・・。
サマンサ
『ε-(ーдー)ハァ とにかく、今は無理やし。退院したら働くから、それまで待ってもらうか、5.000円でなんとかOKしてもらってくれへんかな?』
旦那
『まぁ、言ってみるけど、あかんと思うし。お前も、もっとちゃんと考えとってな。
ほな、僕、駐車場の金オーバーすると嫌やし、帰るわなぁ。』
そういって、駐車場料金30分以内は無料!!!っていうのを誇張して、とっとと帰っていきました。
私は旦那が帰った後、ボンヤリとお金のことを考えていましたが、やっぱり、この状況から考えても、キャッシングするのは怖くて・・・。
でも、返すまで、ずっと言われるんやろなぁ・・・嫌やなぁ・・・って思うと、、、、、ヽ(´Д`;)ノ
この日から借金地獄の始まりです。
続きは次回。
んじゃ、またぁ。
- 金森 信二郎, 金森 重樹
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