2度目と3度目 | こんな私ですけどよろしいでしょうか

2度目と3度目

前回の流産から3ヶ月以上経った頃、

その頃にはクロミッドでは卵胞は育たなくなり、

hMGである「フェルティノーム」を毎日打ち、駄目だったらドオルトンでリセットをする・・・

という治療に変わりました。

ただ、元々の病気(子宮内膜増殖症)のため、多嚢胞性卵巣症候群も心配され、

hMGは、最小量の投与となりました。

そして、土曜・日曜 休みも関係なく毎日病院に通い続け、

2週間後卵胞のサイズもOKとなり、hCGで排卵をさせました。


2005年の5月、2度目の妊娠。

けれど、やはり4週ほどで出血。

病院に着いた時には、数日前の検査で見えていた赤ちゃんの袋も見えていませんでした。

手術を・・・と言われましたが、車の中でパンを食べてきてしまい全身麻酔がかけられず、

次の日の朝まで手術は延期に。

悲しかったですが、空腹で別の意味でも涙がでてきました。



そして同じ治療で約半年後に3度目の妊娠。

同じく数日で出血が始まり病院へ。


この頃の流産は、母体の原因より赤ちゃんの方に異常がある事がほとんどなので、

本当はどれだけ安静にしていても、ダメな時はダメだと聞いてはいるけれども、

安静しないよりした方がいい事もあるし、何かあっても後悔しない・・・・と

先生方と私の意見により、今まで出血があると自宅で安静にしていました。


しかし自宅で安静するも、なかなかじっとしていられず、

3度目の時は病院に入院する事にしました。

「安定期に入るまで、入院が必要ですよ」という先生の言葉で、

長期の入院を覚悟したものの、

入院3日目で赤ちゃんの袋はお腹の中から出て行ってしまいました。


前の2回は、緊急手術のため空いている先生がソウハ手術をしましたが、

3度目の時は、不妊治療の先生がちょうど空いていたので、

わざわざその先生が手術をしました。

手術室の中で会った先生は、マスクで顔のほとんどが隠れていて、

あまり表情は分かりませんでしたが、

悲しそうな目をしていたのは今でも忘れません。



ちなみに、2度目・3度目の妊娠時、

体温が高温期に入ってから、

流産するまで黄体ホルモンの薬を飲んでいましたが、

効果の程はいまいちよく分からなかったです。

色々調べてみても、この効果はやはりイマイチらしく、

気休め程度のようです。

でも、「安静」の事と同じく、飲まないよりはマシなのでしょうか。



また、この3度目の流産の後、

2週間ほど会社を休んでいたのですが、

明らかに前の2回より、腹痛や出血など、

体の回復が悪かった気がします。

歳のせいもあるとは思いますが汗

1年半で3度の流産は、それだけ体に負担がかかるのだと思います。