心臓手術を受けてから、今年の8月で12年経ちます。
少し早いですが、12年経過した手術創痕の写真を公開します。
お見苦しいですので、
ここから先はご興味のある方のみご覧ください。
1番左側が、「2012年8月手術直後」、
矢印の一番右側が、現在「2024年5月10日」の写真です。
私の手術創(胸骨正中切開)は、胸中央に縦15㎝の創と、
その下にドレーンの小さな痕3カ所あります。
12年後の変化としましては、
2017年の写真と比べて薄くなりました。
上の方は少しずつ薄くなり、肌の色に近くなってきました。
下の方は肌の色に近くなりましたが、
創跡の周りがまだ僅かにピンク(赤っぽい色)が見られます。
10年経てば、肌の色に近くなるといいなと願っていましたが、
結構、まだ目立ちますかね。
プクっとした盛り上がりも、まだあります。
上の方はかなり平らになりました。下の方はプク度が高めです。
真一文字の創跡の一番下、3ヶ所あるドレーンの痕は
白く薄く僅かに残っています。
プク度はほとんどありません。
過去にも記事にしましたが手術後、
当初は、皮膚科で手術創を薄くするために、
外用副腎皮質ホルモン剤アンテベートという
軟膏を処方してもらったということもありましたが、
3日坊主で全く塗らなくなりまして。
つまり、自然治癒の場合の、12年経過後の創跡です。
相変わらず今もたまに、ちょっぴりツッパリ感や、むず痒さを感じることがあります。
特にお風呂上がりや、汗をかくと痒みが出ます。
ちなみに、切断した胸骨に関しては、今は全く痛みを感じません。
レントゲン検査の度に、ワイヤー(?)でぐるぐる固定(?)された
胸部の画像を見ると、心の中で「わああ!」となっています。
相変わらず、温泉に入る時、夏の薄着の季節には、
全く隠さず、いつでも手術痕オープンです。
これまで何度も繰り返し書いていますが、
私にとって手術創は、生きている証であり、頑張った証です。
愛しい相棒です。
12年間、心にも体にもキズを持って生きてきました。
この深みのある人生のおかげで、
目の前のふとしたことが幸せで、有難いと思うことばかりです。
創跡を指で撫でて、「よしよし」と褒めまくり。
感謝と祈りをたくさん伝えます。
心臓と創跡の相棒さん、これからもよろしく!!