新型コロナウイルスが、いよいよ日本でも拡散の恐れが出てきました。連日、テレビやネットなどで様々な情報が飛び交っておりますが、今回は弊社が出来る対策のご提案をさせて頂きます。
専門家によると、感染経路遮断のポイントは4つあるとのことです。
1 空間殺菌
2 加湿
3 手洗い
4 うがい
手洗い・うがいはニュースでも推奨されていますが、理美容室のような不特定多数のお客様が出入りする場所では、空間殺菌・加湿も重要だそうです。
弊社が取り扱っている弱酸性次亜塩素酸「プリュテック」は、過去にSARSやMERSといったコロナウイルスに対して高い抗菌スペクトルが認められています。
今回の新型コロナウイルスにも、同様に効果があることが確認できました。通常は器具の消毒にご利用の方も多いかと思いますが、是非感染予防にもご利用ください。
1 プリュテック専用超音波噴霧器による空間除菌&加湿
「プリュテック」を専用の超音波噴霧器で室内に噴霧することで空間除菌が可能であり、加湿そのものは感染を低減させるのに有効に働きます。加湿器には加温式などいくつか種類がありますが、超音波噴霧器を利用することで、次亜塩素水の空間滞留時間が延長し、結露も生じないため精密機械への悪影響も認められません。
商品名 弱酸性次亜塩素酸「プリュテック」専用超音波噴霧器
GL-2828
定価 35,000円
仕様 30畳まで対応
2 プリュテックによる手指除菌
アルコールによる消毒だと手荒れの心配もありますが、プリュテックは手荒れの心配はありませんので、小まめに使用することが出来ます。店内の入り口に除菌用のプリュテックをご用意し、お客様に手指除菌をお願いしましょう。
また、顔の表面にもウイルスが付着している場合があります。趣旨の除菌と共に顔も軽く拭くとより予防効果があります。
100ppmに希釈したプリュテックをマスクや衣類に塗布することで、除菌が可能です。外出した際に付着したウイルスが気になる場合は、小まめに噴霧することで感染予防になります。もちろん手すりやドアノブなどの除菌にも使用できます。
商品名 弱酸性次亜塩素酸水「プリュテック」
有効塩素濃度 400ppm
容量 20L 15,000円(税別)
4L 5,000円(税別)
1L 1,500円(税別)
ご購入をご希望の方はこちらまで。
今後欠品や品切れの可能性もありますのでお早めにご注文下さい。
理美容師様 https://smile-challenge.jp/
一般の方 https://shop.smile-challenge.jp/
過剰に恐れる必要はないと思っています。
しかし出来る範囲の予防はしたいですよね。
特に商売をされている方には、
低コストで対策を打てるプリュテックはお勧めです。
店内告知用の専用POPもご用意致しております。
最後に、参考にインフルエンザ対策として書かれた論文を添付いたします。
興味がある方はご覧ください。
保育園、福祉施設における新型インフルエンザの感染拡大の抑制について
新型インフルエンザ感染経路遮断としての次亜塩素酸水の活用
Pandemic Flu Infection control for nursery school and welfare facility
Weak Acid Hypochlorous Water as a Breaker of Infection Route
※櫻井 勝(救急振興財団 救急救命東京研修所教授)
山下光治、安本 良、三宅真名、小野朋子
キーワード 新型インフルエンザ、次亜塩素酸水、感染経路遮断
1. はじめに
高病原性鳥インフルエンザが新型インフルエンザ(ヒト-ヒト感染型)に変異し全世界的な感染拡大を起こす危険性が指摘されており、これまでに高病原性鳥インフルエンザで384 の確定症例中243 の死亡例数が報告されている(WHO、008.6)。
厚労省は新型インフルエンザ対策行動計画等を発表し、発熱外来・発熱センター、タミフル等の抗ウィルス剤の配布・備蓄、亜種に対応するワクチン開発等が急速に進めている。
しかし、感染拡大時に強毒性インフルエンザの劇症性を維持したまま変異した場合、現在試算されている感染者数、死亡者数を大幅に上回る可能性が高い。現行の生体免疫のみに依存した感染防御ではあらゆる変異の潜在性に対して心もとない。ましてや乳幼児や老人などの福祉対象となる免疫学的弱者では極めて憂慮すべき問題となる。
今回、次亜塩素酸水の活用を新型インフルエンザ感染経路遮断との目的で感染拡大を抑止する方策のひとつとして提起していきたい。
2. 次亜塩素酸水について
次亜塩素酸水は、pH6から6.5の間で有効塩素濃度が30ppm~200ppmで用いられる。次亜塩素酸(HClO)を主成分とした水溶液で、水道水に薬を添加して調製されるものと食塩または塩酸を電気分解して生成されるものとがあり、これらはともに食品添加物として認められている殺菌料である。
次亜塩素酸水はこれまでの基礎殺菌試験で、ノロウィルス代替ネコカリシウィルス、インフルエンザウィルス、ヘルペスウィルス、アデノウィルス、コクサッキーウィルス、パルボウィルスなどを数秒から数分で不活化し、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、サルモネラ菌、ビブリオ菌、カンジダ菌、結核菌をはじめとして、消毒用アルコールや加熱が無効なデフィシレ菌芽胞、セレウス菌芽胞なども同じく短時間で殺滅できる。さらに現在医療分野で問題となっているメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、多剤耐性緑膿菌(MDRP)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)にも有効であることが報告されている。
化学物質の法規制では、特定化学物質、劇毒物、危険物等いずれにも該当せず、不燃性である。
また、これまでの安全性試験から、ヒトが毎日飲水した場合に影響を受けない計算上の飲水量は、1 日あたり6.4L(60Kg 成人)との報告もあり、発がん性、変異原性等は報告されていない。
環境負荷については、次亜塩素酸水は自然分解性にすぐれ、環境中の紫外線、温度(常温)、有機物などによって失活し、有効塩素濃度に応じた濃度の食塩水となるため河川や海、土壌に対する環境負荷はごく小さく、他の消毒剤とは比べるべくもない程度である。次亜塩素酸水に要するコストは、水道料金を除いて1L あたり0.2 円~0.8 円で、他の消毒剤の数百分の1~数千分の1 程度である。
他方、次亜塩素酸水の難点としては、原虫であるクリプトスポリジウム、昆虫類の蚊、ハエなどの駆除には無効であること、1 ヶ月以上の常温保存は有効塩素濃度を20%以上低下させるため、長期保存ができないこと、接液しなければ殺菌効果がないため、油脂を多く含むものは洗剤洗浄が必要であることが挙げられる。
3. 次亜塩素酸水の活用について
次亜塩素酸水は現在までに食品工場や厨房、病院、老人福祉施設や保育園での衛生環境保全に貢献してきている。
具体的には食品工場や厨房での配管内殺菌(CIP)、次亜塩素酸水の流水による洗浄除菌、噴霧による空間除菌、病院、老人福祉施設での手洗い、汚物処理後の器具除菌、オムツ交換後の陰部ケアー、清掃時の環境除菌、保育園での砂場の除菌、哺乳ビンや食器などの殺菌などに利用され、環境面では福祉施設、精神科病棟の環境消臭、製紙工場の脱臭にも活用されている。また近年アメリカでは、褥瘡の治療補助剤として使われている。
4. 新型インフルエンザの感染拡大の抑制について
とりわけてインフルエンザウィルスに対して次亜塩素酸水は、有効塩素濃度0.4ppm でも不活化できること、3~5μm の超音波噴霧では次亜塩素水の空間滞留時間が延長し、結露も生じないため精密機器への悪影響も認められず、加湿そのものは感染を低減させるのに有利に働き、加えて室内の狭隈所の除菌も可能である。更に他の気相消毒剤のエチレンオキサイド、グルタールアルデヒド、ホルマリン、オゾン、二酸化塩素に比して決定的に安全性が高く、コスト面でも1/110 から1/5000 で使用できる利点がある。
生体免疫機構を以ってしても対応に苦慮する新型インフルエンザ等の致死的微生物との主戦場を生体内に求めることはきわめて危険である。こうした微生物に対する主戦場を水際たる感染経路と考え、その感染経路遮断に空間殺菌、加湿、手洗い、うがい、などにおいて極めて高い殺菌性と安全性を備えた次亜塩素酸水を用いることを提起したい。