締め切りがようやく開けました。
岐阜取材後編は 高賀神社へ。
高賀神社です。
銅像は、妖怪さるとらへびを退治する、藤原の高光。
400年のうちに3回退治したそうです。高光のほうが妖怪ではと疑ってしまいます。
あくまで伝説上の人物、矛盾もいっぱいでてきますが
藤原高光の細かい説明はカットして次へ進みます。
さるとらへびの絵馬です。
下はイラストにしたものです。
誌面では使われていませんでした。
階段を上がった奥には3つの祠がありました。
この祠の前には それぞれ3人の武将が立っていたという。
一緒に行ったスピリチュアルアイドルさんは
「織田信長似(左祠前)、小さめの西郷隆盛似(右祠前)、伊達政宗(正面祠)の人がいる」
ということでしたが
漫画ではボツになりました。織田信長ら本人と勘違いする人がいるといけないので、というのが理由です。
漫画の武将の衣装は『図解古事記・日本書紀(新星出版社)』を参考にしたものですが
時代が違うとか、重箱のスミつつくようなことは 言わないでくださいまし。
文句があったら新星出版社にお願いしますよ。
さて 次へ。
この祠のてっぺんに日と月マークがついています。
ここの神社に3人の武将(の霊)が見えたとき、アイドルさんがこういいました。
「赤いオーラがすごく強い。ここにいると元気なパワーもらえる!」
「この人たち、すごい好み~!」と 目をきらきらさせるシーンがありました。
「この神社の『気』はやるぞ~!!って燃えてる・・ここ、ずっといたい!!」
霊が好み、霊のいるスポットにずっといたい!って言う女性も 新鮮だったんですが
漫画では すべてボツになってしまいました。
理由は すべての人が そう感じるという保証がないから。・・・納得しました。
(もちろんアイドルさんの霊視は ひとつの結果であり、それはそれで面白いと思いました)
余談ですが 打ち合わせのときに 神社に「人霊がいた」ことを正直に書くかどうかで
もめました。
NGの理由としては「神社にいるのは神様でしょ?」という編集さん。
「人霊の祟りを恐れて神として崇め 封印した神社もたくさんありますよ」と 私。
「でも神社を心霊スポットとして 書くのはまずいでしょ?」 と 担当さん。
そうですねぇ・・・ と 私。
頭を抱えた末、「人型のエネルギー体」という、神と人霊、どちらにも当てはまるような
いい回しに。w
ここだけの話ですけど、
私は 神様がいない神社もたくさん見ています。神様を見たわけではありませんが
手入れが行き届かないために、神様の代わりに
怪しいものや 魔道の入り口になっちゃってる神社もたくさんあると思っています。
そういうところを もっと オープンに描けないものかな。
管理なさっている 宮司さんのご苦労を思うと、
やはり 公には神社名を 隠すしかないんですかねぇ。
詳しいお話は
『ほんとうにあったゆかいな話激ヤバ恐怖スペシャル』 を読んでね!