なんとか鹿児島の某ホテルには辿り着いたものの
いよいよ脚が腫れ始め
(これは複雑骨折だ)と思い、
緊急医をホテルに聞きました
フロントにはメガネの(覇気のなさそうな)若い男性が立っていました
困ったような顔でポン! と出してきたのは、ホテルの周辺地図。
ドラッグストアと整形外科に○をつけ、
「歩いて3分のところにありますから」
と言う。
「歩けないんです」
と言うと
「タクシー🚖使えば 行けます」
ところがこの日は日曜日で
どこも休診でした
痛くてベッドに寝たきりとなりました
その日 泊まっていたホテルは9階です
エレベーターに乗る体力なんて、ない…
ていうか、1センチも足を動かせない…
痛い…痛い…
脂汗を流しながら フロントコールをする。
ひぐ「せめて痛み止めはないですか? お金は払います」
フロント「ありませんね」
脂汗を流しながら一晩耐え、
なんとか 翌朝を迎えました
痛みはあるがお腹も空いた。
昨晩から何も食べていない。
(骨折で移動できなかった)
朝ごはんだけでも取らねば。
でも 痛くて動けない…
フロントに電話する。
ひぐ
「一階まで朝食をとりに行きたいんですが、ここ、9階で歩けないんです。
せめてエレベーターまで、付き添っていただけないでしょうか?」
と 半泣きで電話をすると
「そういうサービスはやってないし、
うちも今、ちょっと忙しいので…」
と言われてしまう。
仕方なく
部屋にあった車輪付きの椅子を
車椅子代わりにして、
ヒィヒィと脂汗を流しながらエレベーターに向かう
(中に入れなくてドアが閉まってしまい、途中エレベーターに2回挟まれる)
なんとか一階につく。
朝食バイキングのフロアに向かう。
途中フロントを横切る。
デスク椅子に座ったまま、1秒に30センチぐらいのノロい進みでフロントの前を横切る。
デスク椅子に座ったまま、
ホテルのロビーを ジリジリ進む私は
明らかに不審者 だ。
フロントには例の若いメガネ男性が立っていて
じっと無表情でこちらを見ている。
「何やってんだろう?」的な目線だ。
私がフロント係だったら
面白そうに観察なんかしていないで
「お客様、どうされましたか?」
くらいは、声をかけるだろう。
朝食会場は、9時で閉まるようで
私が入って行った時にはもう目の前で
どんどん皿が片付けられて行く最中でした
バイキング会場にはパンのかけらとお味噌汁しか残っていませんでした 泣
唯一、優しい女性スタッフさんが1人だけいて、私を見て「痛いですよね」と、患部を冷やすアイス枕を持ってきてくれましたが…
とにかく 驚きました
これが接客業か ⁉️
「怪我はうちのせいじゃない」
と思ってるのが手にとるようにわかりました
けどね、
最低でもチェックインしている間は
もう少し客の立場になって欲しかったな。
逆の立場で自分が
あるいは大切な人が、
休日で医者にもかかれず、
痛みに苦しんでいたら、
どうだったのでしょうか?
体の不自由な人が
観光を楽しみに来てこのホテルに泊まったら?
タイヤ椅子を車椅子代わりに身障者用トイレに入れば、
掃除道具のモップやバケツが、無造作に積まれておりました
「こんな所使うものなどいない」
という汚さです。
✈️ ✈️ ✈️
とはいえ、私の不注意で
たくさんの人に迷惑をかけてしまった
今回の旅でした
帰宅して医者にかかると、やはり骨折でした
しかも
全治3ヶ月でした
諸々サービスのない、泊まるだけのビジネスホテルというのは百も承知ですが
ここまで徹底した不親切加減には
怒りを通り越して もう
ネタにしかならない。怒笑💢😄
このホテル
コロナで忙しいから人手不足なのだ
(だから十分な対応ができない)
とサイトの書き込みにはありました。
どうなんでしょうね。
でもこれひっくり返せば全部
私の身から出たサビ現象ですね。
徳の高い人はこんな目に遭いません。
反省と感謝✨ 合掌
#自分の生き様を反省する