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今日の日経平均株価は前日比80円96銭安の1万204円00銭と反落しました。後場寄り後しばらくはもみ合いが続きましたが、円高進行や上海株が後場急落したことで、引け際に先物主導で下落しました。
市場からは、「きょうは最後に上海株安を理由に先物で仕掛けられたが、あくまでボックス圏での動き。欧米との比較で現在の日本株に関し、外国人投資家はそれほど悪い印象を持っていない。先週、年初来高値を更新したのは日本の景気回復が思ったより進んでいることを外国人投資家が好感したから。ただ、経済が回復してきたのは景気刺激策や中国向けなど外需が大きく、この2つが継続するかは疑問。この2つの効果が切れたときに自律的に回復に向かっていけるのか、外国人投資家はそこを見ている。景気の本格回復には国内と海外、特に米国の消費復活が必須。その意味では日米の失業率などは株価を大きく左右してくるだろうとの声が聞かれました。


今日の東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同6.41ポイント低い943.25ポイントでした。


東証1部の騰落銘柄数は値上がり銘柄数465、値下がり銘柄数1097、変わらずが122銘柄でした。


東証業種別株価指数は、全33業種中、29業種が値下がりしました。業種別では日立 6501.T 、東芝 6502.T など電機株、東京海上 8766.T 、損保ジャパン 8755.T など保険株、郵船 9101.T 、商船三井 9104.T 、川崎汽 9107.T など海運株が軟調。みずほ 8411.T 、三菱UFJ 8306.T など金融株、三井不 8801.T 、三菱地所 8802.T 、住友不 8830.T 、タカラレベン 8897.T 、明和地所 8869.T など不動産株も安い。個別では7月売上高が不振のフルキャスH 4848.T 、ケネディクス 4321.T 、パル 2726.T 、福田組 1899.T などが安かったです。
半面、昭和シェル 5002.T と電気自動車の急速充電システムを共同開すると発表した日産自 7201.T や、トヨタ 7203.T 、ホンダ 7267.T 、マツダ 7261.T など自動車株が堅調。新型インフルエンザに効果のある電解水技術を発表し、トヨタへのハイブリッド車用電池納入を伝えられた三洋電 6764.T も高い。個別では、感染拡大が続くインフルエンザ関連株のシキボウ 3109.T 、イワキ 8095.T 、バイリン 3514.T 、クラボウ 3106.T 、トーア紡 3204.T 、富士紡HD 3104.T 、栄研化 4549.T などが終日買い優勢の展開が続きました。