先週の日曜日にたまたま近所のセンターで無料の室内楽コンサートがあったので聴いてきました。

芸大附高の生徒さん三人によるピアノ三重奏です。
特にピアノが圧巻で鳥肌が立ちました。
皆さんまだ高1との事ですが、将来がとても楽しみです。

時間ギリギリに滑り込んだ為、席が最後部で全然手元が見えなかった為、
あっきーもみーも不機嫌でしたが、1時間ちょい楽しく聴く事が出来ました。



さて、帰宅後彼らの経歴が判るかな、と色々検索していたら、
丁度一週間後の今日、芸大で室内楽の定期演奏会があるじゃないですか!!
お値段も一人¥1500とお手頃なので、家族全員で繰り出しました。


芸大と言えば、上野。上野と言えば上野動物園。上野動物園と言えばパンダでしょ♪
午前中から出掛けてパンダも見てきました。

よくよく考えれば二人の子供達は勿論、自分だって3歳以降初めての上野動物園でしたえっ

やはり行楽地は大勢の方が楽しいので、近所に住むクラシック好きのお友達ファミリーもお誘いしました。
しかし、私の言葉不足で、母子でのお誘いと勘違いしたらしく母子参加でした。
(元々はパパ同士がお友達)


まずは上野動物園です。
パンダに会うのは難しいと聞いていましたが、開園後間もなく(11時前)だった為しっかり会えました♪
手前の真真(シンシン)はどてーっと寝そべってでかいぬいぐるみ状態でしたが、
奥の力力(リーリー)はぐるぐる歩き周っていて、しかも丁度我々の目の前で立ち止まったかと思えば、
手に笹を持ってあぐあぐしています。

お~!これぞパンダ!!
中に気ぐるみでも入ってるのかと思いました(笑)

私はじっくり観察出来たので、子供達も見れたかを確認し、
みーをより見える場所に誘導しようと思ったら、
又別の場所にふら~っと行ってしまいました。

あっきーはパンダは熊なんだよ、と事前に説明しておいたのが頭に残っているのか、
木に登らないじゃん、と不満顔。


あのね、あっきー
ママは四川で野生パンダの保護区で木の上のパンダを見たけど、
高すぎて、白い粒しかわからなかったよ・・・



さてさて、あっさりパンダを見終わって、でかい象やら定番猿山を見て、
北極熊を見ようと思ったら出口で一方通行だった為、
ぐる~っと回って、ついでにライオンやらトラを見て、動物園を堪能。
いや~、広かった・・・


アザラシと北極熊辺りで、子供達がお腹が空いて無口になってきたので、
他は駆け足で周り、モノレール手前の東園食堂でご飯を食べました。

一応おにぎりとお茶は持ってきたので、
ハヤシオムライスとパンダうどん(パンダマークの付いた海苔と緑の麺が特徴)を頼みました。
食べるのが遅い癖にお替りを欲しがるみーが、まだうどんを食べてる内にオムハヤシは親達で完食。

とろとろ卵を楽しみにしていたみーが涙目になっていたら、
一緒に行ったこうちゃん(みーと同い年)がお子様セットに付いてきたゼリーをくれました。
こうちゃん、ナイスフォロー☆助かりました。ありがとう♪

さて、満腹になった後はモノレールに乗って西園のキリンを見に行くはずが、
モノレールの行列が進まないので歩いていく事に。
途中エミューやら山羊を見ながら西園に行きました。

あまり期待していませんでしたが、フラミンゴとか丹頂鶴(あれ?東園だったかな?)とか
鳥系が意外に面白かったです。

そしてまってましたのキリンさん。
んー、やっぱり実物はデカイ!!
丁度一匹は寝そべってたので顔が近いのですが、
こんな大きな生き物が本気で走ってるアフリカの大地って全然想像がつかない・・・

11月に富士サファリパークにこれまた初めて行ってきましたが、
あそこですら、キリンさんは歩いているだけだからなぁ。
いつかアフリカ行ってみたいなぁ。


とウロウロみている内に13時も回ったので、モノレールに乗って帰ってきました。
そこから芸大キャンパスに移動し、いよいよコンサートです。
一応あっきー含め未就学児達は騒がないように諸注意を受け、
特に静かな三人なので、親達は特に心配せずに連れてきたわけですが、
そこはそれ、大人用のプログラムだったので、大変苦労しました(> <)


本日のプログラム
・協奏的組曲 ジョリヴェ(1905-1974)
・セレナード ジョリヴェ
・弦楽四重奏曲 第三番 シュニトケ(1934-1998)

休憩(20min)
・弦楽四重奏曲 第一番 ニ長調 作品11 チャイコフスキー(1840-1893)
・弦楽四重奏曲 ト長調 作品10 ドビュッシー(1862-1918)

休憩(10min)
・ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品120 フォーレ
・ピアノ三重奏曲 イ短調      ラヴェル


えー、曲目のチェックを怠っていた私が悪いのですが、始まってみれば最初の二曲は前衛的で、
ちとオカルトちっく;
1曲目はフルートがメインで、その他四人が打楽器担当。
ティンパニやらシンバル・ドラ・ドラムがずら~っと並び、スティックで連打するかと思ってると、
アジアンな鳴子みたいな楽器を打つ、の繰り返し。

私敵には色々な打楽器が出てきて面白かったのですが、音楽的というよりは物語的で、
メロディーがあるんだかないんだか良く判んない不可思議な世界でした。

ひゅ~、ドロドロにみーが「こわい~」と言ってましたが、折りよく眠気が訪れ夢の国Zzzz...
子供三人どころかパパも(実はママも少しだけ)うつらうつらしてました;

1曲目が終わった段階で、パパがつまんないから帰ると言い、
仕方無いのでみーも連れてって貰いました。


子供達は最初の二曲は殆ど寝てすごし、休憩時間におやつを食べて少し復活。
チャイコフスキーとドビュッシーは少しは楽しめたようです。
でも、流石のあっきーもカルテットでギブアップ。

本当はラストのラヴェルが楽しみだったのですが、もう時間も17時を回るので途中で帰る事にしました。
何時までやってたんだろう・・・

帰りの電車は奇跡的に空いていて、座って帰れました。
今回は難しい曲が多くて時間を持て余してしまいましたが、
お値段もリーズナブルなので、本当に聞きたい曲を絞って入場すれば良かったな、と反省。

演奏自体はレベルも高くとても素敵だったので、演目を選らんでぜひ又来たいと思いました。