ひでです。お早うございます。翌朝ガイドさんに言って、昨日の晩飯代を返していただきました。

朝ご飯を食べていたら、ボーイさんが「一緒のツアーですか」と言うようなことを言うので、振り返ると一組の女の方がいました。「ノンノン」と言ってご飯が済んで話しかけてみました「こんにちは。日本語に飢えていて話しかけてみました。笑。

「個人で来られたんですか?」「いえ、5スタークラブで運転手さんだけの手配で来ました。デリー、ジャイプル、バラナシと回って、今日はデリーへ行って日本へ帰ります」「私たちも5スターさんです。2週間インドを回ります。運転手さんだけと言うのは日本語の出来る運転手さんですか?」「いえ。英語しかできません。私達もしゃべれませんが何とかなります。笑」ですって。流石、若い人は行動力が違いますね~

「失礼ですが長期休暇を取れるお仕事が羨ましい」「いえ。ピンチヒッターの美容師のような仕事です。一つの会社に勤めていません」成程、大門ミチコの様だ、私失敗しないので。笑

「良い旅を」とお互い言って、彼女たちは運転手さんと一緒にデリーへ。これがこの旅行中日本語を話す方と最後の会話でした。それから帰りにデリー空港で日本人の方に会うまで片言の日本語しか使えませんでした。寂しい~

ガイドさんから「サリー着たいですか?」と聞かれましたので「折角ですから着せてください」と言う事でレンタルサリー屋さん

日本語のポスターもあったんで御用達でしょうね。

上はお土産屋を扱い階下で着替えます。

さあ、準備は完了。これが、この旅で7つ目の世界遺産になります。

途中で電気自動車に乗り換えて

ドキドキしますね~。

奥様は今回の旅行でただ一つ知っている観光地で「一番有名で、一番期待している観光地や」と仰っていました。

厳しいチェックを受けます。その厳しさと言ったら普通では有りません。カメラ・携帯・財布は良いんですが、大きなバックはダメでした。

前もって言われていましたが、私のポーチはよかったんですが、その中に小さいライト(100均の)が入っていて、ダメだと言われてしまいました。すぐガイドさんが持って預け場所に行ってくれました。有り難うございます。

待っている間に「ピクチャーOK?」とインドの人が話しかけてきます。後で聞けば田舎から見学に来るお上りさんは東洋人が珍しく写真を撮って自慢したいらしいんです。タージマハルはまた見に来れますが、東洋人はめったに見れませんから。笑

奥様は引っ張りだこで何人もから写真を取られてました。「まるで雅子様みたい」ですって。私はピクチャーと言われればチップを要求されるのかと思ってドキドキしましたよ~。笑

ここは昔から観光地になっていまして、左右にあるのが泊まるための部屋だそうです。

中庭へ

いよいよですね。

じゃ~ん。赤砂岩でできた大楼門です。ひっぱりますね~。笑

これも見ごたえ十分なんですが、早くその先にあるのが本命です。

これは凄い。おそらく一番きれいな世界遺産は?と聞くと、殆どの人がタージ・マハルと言うと思います。

完成までには、22年の歳月が掛け、世界各地から一流職人を招いて造り、その費用はムガル帝国の国庫をカラにしたと言われるだけのことは有ります。

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、14人の子供を成し、亡くなった愛妃ムムターズ・マハルのため建設した廟です。彼女が遺言で後世に残る墓を所望したと言う事ですが

イスラム教では、女性は夫を愛し子供を成すために生きていると言ったところがありますので、さぞかし14人も生んで亡くなったら殉教者でしょう。タージ・マハルはその殉教者を祀ってある巡礼のための施設だと言う事も言えると思います。

子供は3人しかなさなかった王妃様ですので、こういう立派なものは望むすべもありませんね。(それを言うとひでの稼ぎが少なかったからと言われますが。笑)

大楼門をくぐった先に広がる庭園には天国の4本の川をあらわす4本の水路になっているそうです。

いやはや、こんなに立派だとは夢にも思っていませんでした。

タージ・マハルの右側には迎賓館

左側にはモスクが建っています。その二つとも同じ姿です。シンメトリーを意識して作られているんでしょうか?

基壇に登って振り返ると大楼門が見えます。

この白い大理石はジャイプールから取り寄せたものだそうです。どこから見ても良いですね~。それにしても、このミナレットが無いと締まらないと思いませんか?

普通ミナレットと言うとお祈りを知らせる役目ですが、これはモスクではなく、霊廟を取り囲む形で置かれています。このミナレットがタージ・マハルの安定感を生んでいいてとても美しいと思ませんか。

ため息が出るくらいの美しさですね。色んな角度から写真を撮りまくります。もう来ないでしょうから。

中に入りましたが、中は写真が撮れません

中にはシャー・ジャハーンの横に妃のムムターズ・マハルの棺が夫婦仲よく並んでいて、その棺も、宝石や透かし彫りを施した大理石で覆われとっても豪華でした。でも、本当はここにいるのはムムターズ・マハルだけのはずでした。

シャージャハンの棺は、北側を流れるヤムナー川の向こうに黒大理石で黒のタージ・マハルという白のタージ・マハルと同様の廟を作るはずでした。でも、その夢はかないませんでした。何故かはまた今度。笑

廟の壁には、優美なイスラムのアラベスク模様が彫り込まれていました。綺麗ですね~。

これが今生の見納めとばかりにミナレットにさよならを言いました。

ミナレットはわざと外側に傾いていると言う事ですが、皆さん分かりますか。何かの拍子に倒れた時にタージ・マハルを傷つけないようにそうしたと言う事です。分かりませんよね?

タージ・マハルよさようなら

帰り道「写真スポットですよ~」と写真を撮るガイドさん。私たちが映るんだったらまだしも何撮ってるや。笑

昨日「明日は何を食べたいですか~」と言うガイドさんに「中華」と言っていたんで、今日はカレーでは有りませんよ。笑

このお店には珍しくビールもありました。

中華と言ってもインド流で、あまり美味しくは有りませんでしたが

殆どの料理がスパイス控えめで、胃にやさしかったです。

 

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