ひでです。お早うございます。なかなかブログが追いつきません。笑

あれは中学生の頃でしょうか?何時だったかな~。その時は世界遺産では有りませんでしたが、神聖な寺院に不釣り合いな彫刻が堂々と彫られていたんです。

(いいホテルだったんですが、寝るだけでしたので勿体ない。私、車で寝れるんで。笑)

驚きと言うかインドの考え方の不思議と言おうか、一度は行きたいと心に決めていたんですが、今回インドへ行くことになり、どこのツアーを見ていてもなかったことから、じゃあ自分で行くしかないと個人旅行になった次第です。そうなんです。これを見に来たんです。

それから、カジュラホ寺院は世界遺産に指定されましたんで、自分の方が先見の明があったという事でしょうか(笑)。とにかく9個目の世界遺産です。

これらの寺院は10世紀初頭から12世紀末までの間にこの地で栄えたチャンデーラ王朝が建設したものです。

(ここは小さな田舎町にある遺跡なんで、ホテルから5分くらいなんです。だから朝はゆっくりめです。)

チャンデーラ王朝は9世紀ごろに、各地に王国を建設したラージプート族(ヒンドウ教)の一派として王朝をたて、14世紀になって滅ぶ滅ぶまで約500年くらいに渡って85もの寺院を建設したと言われています。

(何という木なんでしょう?。見たことがありません)

多くが970年から100年くらいの間に作られたようです。東西南北にヒンドゥー教とジャイナ教のお寺があることから当時は両派が平和的に共存していたことがわかります。今はその内の25の寺院が残っています。

(これから見る遺跡を表していますね)

王朝が滅んでも寺院は信仰の場として利用されていたんですが、デリーにイスラム王朝が出来ると、その支配下に入り偶像崇拝にあたるとして破壊が進み、多くの寺院がそのまま放棄されたようです。

(生花が沢山飾られたホテルで、掃除も行き届いていて、何より熱いお湯が出る最高な所でした。笑)

その後、カジュラホは発見されるまで草深いジャングルの中でひっそりと佇んでいたそうです。

(この周りに遺跡があります。ガイドはカジュラホ専任の人です)

カジュラホ寺院の特徴はミトゥナ像です。ミトゥナ像を説明するのはちょっと恥ずかしんですが、いや、恥ずかしいと言っているうちはこの像の意味が分からないと思うんですが、男女の性行為の場面を描いた彫刻です。

何度も日本に行ったことのある、日本語ペラペラのガイドさんでした。

ミトゥナ像という神をも恐れぬユニークな彫刻は、ただ単に性行為の場面を描いたものではなく、実はヒンドゥー教の独特の信仰の表現なんです。

(昨日電車が1時間遅れた話をしたんですが、「今は良くなりましたよ。1時間なんて遅れた内に入りませんよ。昔は日付が変わるくらい当たり前だったんですよ」だって。恐るべしインド。笑)

ヒンドゥー教には男女が一つとなって初めて完全なものとなるという思想があって、その顕著な例がシバ神とその妻パールヴァティが一体となった姿です。(この絵はネットからお借りしました)

これもシバ神です(お借りしました)ここまでに同じようなシバ神の遺跡は現地で見たんですが、写真を探してもありませんでした。右は男性、左は女性です。両性具有のようですが、左がシバで右がパールヴァティです。

この神の姿は、まさに男女の性的合一があってこそ完全な状態になると言う事を表していると言う事です。

遺跡を観光しているときにガイドさん(カジュラホ専門)に「日本に神殿・寺院にはこのような像は有りません。それどころか罰当たりなことと言って隠すようなところがあります。」と言うと「人間にとって自然なことですよ。そういう行為が無いと人類が滅亡してします。大切な行為と言えるんでは有りませんか?それを表現することは何も罰当たりなことではないと思いますが」と言われ、ん~。シャイな日本人としては分かったようなわからないような。笑

(遠くに寺院が見えてきました、ここは西の寺院群だそうです。)

ラクシュマナ寺院です。象部隊が戦いに行くところです。

ヴィシュヌ神にささげる宮殿として、10世紀前半に建設されたそうです。

向かいにはヴァラーハ寺院があります。

ここにはヴィシュヌ神の2つ目の化身のヴァラーハ(野猪)を祀ったもので、大きな野猪の彫像が安置されています。

体中に細かな彫刻が施されていました。

もののけ姫の大猪、祟り神を思い出したのは私だけ?

色々細かい彫像の説明は受けましたが、細かいところは忘れちゃったので、ここからは寺院の周りに施された彫像をお目に掛けます。何の彫像かわからなければカジュラホまで行って説明を受けてください。笑

シバ神の息子のガネーシャ神ですね。

体の曲線が本物以上ですね。

「○○なことをしてるのを見て自分も○○をしてますね」ですって。分からない人はカジュラホへ

直立している人は居ないようです。

昔の人はみんなBカップだったんでしょうか?

ものすごい彫刻の量に圧倒されます。

鏡を持って化粧をしているんでしょうか?

内陣にも彫像があります。ヴィシュヌ神に関連する神話・・・だったかな?

皆さんおっぱいの所を触るんで色が変わっています。笑

これで1つの寺院が終わったんです。ミトゥナ像分かりました?。笑

 

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