ひでです。お早うございます。18窟はパスして、19窟へ行きました。後期窟のチャイティヤ(僧院)です。入り口は工事中でした。
中に入ると、馬蹄形の石窟になっていて、ストゥーパと仏像を合体させた本尊と、両側には細かい彫刻が残っています。
ストゥーパは、お釈迦様が荼毘に付された後、残された灰や遺骨を納めた仏舎利が起源と言う事は前にもお話ししましたが、 仏教が各地へ広まると、そこかしこにストゥーパが建てられ、お釈迦様のシンボルとして祀られるようになりました。
このストゥーパはいくつかの部分から構成されていて、仏像が組み込まれている基壇、その上に卵塔、一番上に乗っている平頭と傘の組み合わせになっていて、アショカ王のストゥーパみたいに単純な形ではありません。
因みに、クジラの骨のような天井のアーチは、木造建築を真似して作られた装飾だそうです。音響のことも考えたのかな?
脇にある柱の彫刻も見事ですね。
第20窟です。後期のヴィハーラ窟です。
小型の僧院窟でした。
向こうに見えるアーチ型の窪みが最後に見る26窟です。
26窟に行くまでにいくつか見たんですが、
あまり特徴がないし、記事も長くなるんで説明は割愛します。
外の景色もいよいよ最後になりました。
次がアジャンターで最後に訪れたの第26窟です。後期のチャイティヤ窟(僧院)で表の繊細な彫刻の装飾で、一面埋め尽くされています。
内部にはインドで最大級に大きい涅槃仏(全長7.3m)が横たわっています。涅槃仏は、少し微笑んでいるようにも見えました。周りや列柱に施されている彫刻も素晴らしく、見ごたえのある石窟です。
沢山の彫刻がある外周の回廊を回ります。
柱の隙間から見えるのは正面です。また後から行きます。
外周一面に彫られていました。
細かく見るといろんな物語があるようですが。
正面に出ました。ストゥーパですね。この間ストゥーパは前期窟の特徴だと言いましたが、ここは特殊で仏像もありストゥーパもありでした。
天上世界の建物でしょうか?ストゥーパに写しています。天女も舞ってますので。
ここで奥様が「ねえ、ねえ、写真を撮りたいみたいよ」と言ってきますので
「どうぞどうぞ、ウエルカムです」ガイドさんに写真を撮ってもらいました。こういう時って専属のガイドなんで、なんでも頼めます。笑
絵も凄かったし建物も凄かったし、明日行くエローラってどういう遺跡か写真でしか知りませんが、なんか遺跡でお腹いっぱいで、ここだけでも満足かも。
外へ出ると変わった猿がいました。
日本ではお目にかかれない種類のサルですね。後から調べると「ハヌマーンラングール」という種類のようです
ワーグラー川を渡り帰途につきます。
先ほどの猿は、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する英雄「ハヌマーン」からきています。そう孫悟空のモデルとなったハヌマーンです。
パインの輪切りを売っていました。美味しそう、食べればよかった。
インドのキュウリです。皮をむいて食べます。そして後ろにあるのが「グアバ」です。「美味しいから食べましょう」とガイドさんが言って買ったんですが
何かの香辛料を振りかけて手渡してくれます。美味しくない。どこが美味しいだよ~。奥様は一口食べて残りをサルに投げてやりました。
ピストン運行しているバスに乗って来た道を帰ります。
このマーケットを通ると車の所に出ます。ここでも買い物をしたんですが、命がけで交渉してたんで写真は有りません。買ったのはガネーシャでした。
アウランガバードのホテルを目指します。約2時間半の道のりです。あの山の麓にアジャンターがあります。誰も気が付かないはずですね。
途中黄金に輝く仏陀が。こんなものを作るのはタイ人でしょうね。
ホテルに到着。
なかなか立派なホテルでした
毎度のバイキングは得体のしれない煮物のようなスープのような。でも、バイキングとビュッフェはどう違うんでしょう。いくら食べても同じ料金だとバイキングだと思うんですが。
ここはケーキが充実していました。
お酒は別の所で飲むんでしょうか?。面倒くさそう。どうやって利用するのかは言葉が通じず分かりませんでした。
ところで、アウランガバードってどこかで聞いたことありませんか?ムガル帝国の第6代皇帝でシャージャハンをアグラー城に幽閉したあのアウラングゼーブが、若い時に総督としてこの地を治めていたんです。その時に自らの名前にちなみアウランガバードと名づけたんです。
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