ひでです。お早うございます。インド旅行も最終日になりました。ムンバイは信号も多く無茶な運転をする車も少なく、最後の一日になってやっとのんびりした海外旅行気分になりました。笑

最後のホテルです。

向かいにあったマンションですが、エローラの石窟を思い出しました。笑

朝ごはんもあまり食べるものがなく

右のジュースは何だと思いますか?人参とビーツのジュースです。いくら郷に従えと言っても、今まで飲んだことがないのでちょっと。笑

今回の旅行では体重は増えずに帰れそうです。笑

車にスーツケースを積もうとして・・・トランクに入らない。10日以上も一緒なのに、もっと考えて配車してもらえませんか?。車を入れ替えるのに20分ほど待ちました。

ムンバイの街にはトゥクトゥクは見当たりません

イエローキャブっていうんですか?ミニクーパーのようなタクシーばかりでした。

先ず行くところはドビーガートです。100年以上の歴史があるドビーガードは今では観光名所になっている洗濯場です。
お得意さんは、主にホテルや病院などです。1枚10円というその安さが顧客が絶えない理由ですって。水に浸けて、石に洗濯物をバンバンうちつけて、手でギューギュー押し付けて洗うそうです。

後ろの近代的なビルと対照的に、今でも前近代的に手で洗っているところがインド的ですね。

車通りの多い、それもビュンビュン飛ばしてくる中で「さあ、渡ってください」とガイドさんに言われ、奥さま涙目で「どうやって渡ればいいが・・・」命がけだったんで写真はありません。笑

昔は展望デッキなんてありませんでしたが、映画に登場したおかげで観光客も多くなり2019年に橋の上に展望デッキができたそうで、ドビーガートの中に入らなくても、のぞき込めば内部の様子が見えるようになったんです。

洗濯物だらけ圧巻ですね~。圧巻も圧巻、石窟寺院も真っ青です。

手前に広がるドビーガートと奥の高層ビル群の対比がムンバイの貧富の差を象徴しているように見えます。ドビーガートで働き、ドビーガートで生活するドビー達は社会的身分がとても低いんです。

死体と同様に、人間の汗や体液が付着した洗濯物は穢れとみなされて、不可触賤民の人たちが従事しています。洗濯する人=ドビーです。

今でもムンバイ中から毎日数十万着の衣類がここに集まり、年間の売り上げは15億円を超えるそうです。

誰もやりたがらない、長時間の肉体労働。穢れたものに触れなければいけない仕事。ドビーに生まれたら一生ドビー。洗濯屋以外にはなれない。そんな人生はつらいと思いませんか?

でも、不可触賤民でありなから一生懸命勉強し、アメリカに留学してカースト制度を廃止するインドの憲法の草案にも深くかかわったインドの初代法務大臣のアンベードカル博士が亡くなる直前に、50万人もの不可触賤民を仏教徒に改宗させたということです。

不可触賤民から仏教徒になっても手のひらを返したように平等になるわけではないでしょうが、一筋の光が見えたのは確かです。これからの平和な時代のカギを握るのは仏教なのかもしれません。

ハリーポッターの屋敷しもべ妖精のドビーはここからきているんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?屋敷しもべ妖精って聞こえがいいですけれど実際は奴隷じゃありませんか。

ハリーポッターの中で「大抵のしもべ妖精にとって労働奉仕は名誉であり、自由の身になることは不名誉で恐ろしいこととされる」とありましたが、それこそ上位カーストの自分勝手な言いぐさではないでしょうか。JKローリングがそういう人でなければいいのですが。

いつまでたっても人々の心からカーストはなくなっていない。ドビーガートを見た感想です。

それから行ったのはマリーンドライブです。当初の予定にはないんですが良い所だと言うんで。「私の行きたいところは、チャントラバティ・シヴァジー・ターミナス駅とドビーガードとインド門とラジャバイ時計台なんで、そちらに行く時間はあるんですか?」と聞くと「問題ないね~」と言うんでお任せしますが・・・

インド第2の都市で発展している都市だということが分かりますね

インドの人から見れば海は珍しくていいかもしれませんが、海が見慣れた日本人にしたら・・・ちょっとね。海外にまで行って見たい景色ではありませんね。

それよりも、ここがアラビア海だということに感激しました。笑

 

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