ひでです。お早うございます。今は道の駅アグリの郷栗東にいます。昨日泊まった竜王かがみの里から直線距離で10kmしか進んでいません。笑

昨日は暑くて車のエアコンを点けました。人間様よりも後部座席が走行充電器の熱で灼熱地獄。そうすると冷蔵庫の冷えが悪くなり、温度が上昇して12度を超えたんでエアコンの出番となりました。

冷蔵庫の温度は下がりましたが、これから先5月になると何度になっちゃうんでしょうか?。西日本では車中泊の旅が続けられなくなりそうです。

今のところは暑くて寝れないということはないんですが、奥さまの寝ている所はエンジンルームに近くて、なかなか熱が下がらず寝にくいようです。何年後かには東北と北海道くらいしか車旅ができなくなりそうです。

さて、皆様から頂くコメントに「近くにラ・コリーナというところがあります。お城巡りばかりしてないで、たまには奥さま孝行されてはいかがですか」というのがあったんで、早速奥さま孝行主体で旅程を組みました。笑

調べていると、この近くには「義経加冠の地」と「平家終焉の地」があります。平家終焉って壇ノ浦だとばかり思っていましたが、違う見方もあるようです。

それにしても、歴史に名を遺すこの地は昔は京と東国をつなぐ大動脈だったんでしょうね。「街道を行く」って感じですよね。ちなみに、私の御幼少のみぎりは、家の前を「かいど」裏を「ひど(せど)」と言っていましたが、かいど=街道のことだったんですね。方言もばかにしたものではありませんね。

道の駅の向かいに加冠の地がありました。

なんでも、鞍馬から金うり吉次に伴われて陸奥の国に向かっていた義経が追手に迫られ、目立つ稚児装束から元服をして身なりを整えることによって、追手の目をくらませたらしいんです。今でいえば整形とにてる?

烏帽子をかけた松が近くの鏡神社にあります。

今はこんな姿ですが・・・

とりあえず鏡神社にお参りしましょう

能舞台にしては小さいですよね。拝殿かも知れません。イニシエを感じる作りですね。

九郎判官を祭神にしているところを見ると、昔は大きな神社だったのかな?

義経宿泊の跡にはあばら家があったはずですが・・・危なくて壊したのかな?

今ではただの通りですが、いにしえの記憶があちこちにありました。

次に行ったのは平家終焉の地です。もちろんナビには出ていません。グーグルマップで場所が分かれば、ナビに場所で登録して、近くへ行ったら自力で探すいつもの方法です。

「こんな所に来る物好きはひでくらいや」といつも言われています。笑

先へ進むとありました。平家終焉の地です。

頼朝に会うために鎌倉へ護送した義経ですが、勝手に官位を貰ったことで頼朝から責められ腰越に留め置かれます。この看板には宗盛親子は頼朝と対面したようですが。

頼朝には会えず京へ宗盛親子を護送してきた義経ですが、京を目の前にして、この地で宗盛親子の首をはねました。

近くには二人を憐れんでカエルも鳴かなくなったという池や首洗い池もあるそうです。

なぜ?せっかくここまで連れてきたのに?昔の罪人はカゴに入れられてくると思うんで、ここまでたいそうして運んできて、何もここで殺さなくてもよさそうなものですが。よくわかりません。

卒塔婆(インドで見たアショカ王のストゥーバとは規模が違いますが。笑)は今年新調されていました。周りの人が手入れをしているようです。

時代とともに史跡の地は損なわれ

首洗いの池はドブのようになり

かえる鳴かずの池は場所さえも分かりませんでした。きっとこれかもしれません。

近江八幡観光駐車場に車を止め街並みを散策します。

ここは近江商人の生まれた町です。

資料館もあるんですが有料なんです。

向かいに有った旧小学校も有料

昔の町屋も

それぞれ有料

一軒一軒入場料を払っていたら大変です。

せっかくの観光地なんで、フリーパスの料金って無いんでしょうか?

今でも東京や大阪に支店を持ち現役で仕事をしている会社ばかりでした。確か、西武グループ・高島屋・伊藤忠・三井・住友・ヤンマー・日商岩井・トーメン・東レ・ワコールなんかも近江商人発祥ではなかったでしょうか?

近江商人よりも、ここへ来た目的は、北のブロ友の言う「首がとれたぐらいの傷だったらこれを塗れば治る」とガマの油に匹敵する治癒力を誇るメンソレータムの資料館を見に来たんです。

ところが、土日はお休みでした。がっかりだぜ~。

目の前には小さな公園があり

創業者のヴォーリズの銅像が。え?近江兄弟社ってくらいですから日本人が創業者だと思っていました。

お休みならばしょうがない。町をそぞろ歩きます。

ここの向山にはお城があって、安土城の破却さた後のこの地を城下町として発展させました。

このお濠もお城に関係した濠でしょうか?

のんびりした時間が流れます。手漕ぎの和船がゆっくりとお濠を巡ります。

左のエンジン付きの船は情緒がありませんね。

濠端に座って河の流れ、散っていく桜を見ていると時が過ぎるのも忘れます。

荒井由実の「花紀行」のUチューブを見たりしながら♪見知らぬ街を 一人歩いたら 風は空から花びら散らす~♪良いですね~こんな時間も

向こうに見えるのが近江八幡山城です。

続100名城です。今日は行きません。笑

お濠端の桜の中を歩きます。

疲れたころに見えたのが図書館。涼みに入りましょう。

入り口にはアジアを特集してまして、こんな本がありました。

ついこの間見たアジャンターとか

エローラとか

カジュラホーまで載っています。自分の目で見てきたんですよね~。感無量です。

でも、本にはヒンドウ教の神が仏教に取り込まれたと書いてありましたが、インド人から見ればしょせん仏陀もビシュヌの化身の一人ですから、仏教もヒンドウ教の中の一つだとして歯牙にもかけていませんでしたよ。

お昼は石川にないバーミヤンです。すかいらーくグループです。

ごはんを食べたら、いよいよラ・コリーナ近江八幡です。

メチャクチャ人がいっぱいです。クラブハリエって人気のお店みたいです。知らんけど

自然の中でお菓子を体感する施設のようです。なので、京都方面潟の凄いお客さんの数です。

車になかとは違い風が心地いいですね~。でも直射日光がすごいです。

中の工房では職人さんがお菓子を作っています。

ここにあるお菓子はバームクーヘンだけ。

あのバームクーヘンの端っこはどうなるのでしょうか?。柳月みたいに安価で販売しれくれないんですかね?

どんな味か出来立てのバームクーヘンを買ってみました。小さいのに450円くらいします。普段は絶対買いません。笑

食べてみると、それが美味しいの。食べたことがない味です。これだったらこの値段でも腹が立ちません。今までで食べたバームクーヘンで最上クラスです。

おばさんにも買っていこう。

そこから行ったのは長命寺です。私たちが旅に出れるのも義母さんが息災でいるおかげです。これからも死ぬまで息災でいてくれるようにお願いしに来ました。

ここは下から上がると800段の石段があり30分近くかかるんですが、奥さまに言うと「それくらいなんでもないわ~」と言って下段からいくと男らしいことを言ったんですが、いざ車から降りて1.5kmの数字を見たら「やっぱり無理」となりまして8合目まで車出来た次第です。

ここまでくる道は大型車は通れません。キャブコンは?もちろん無理です。笑

下を見ると永遠と続く石段です。「下からは絶対無理」と奥様。

それでも、あと200段近くはあります。

やっと到着。

近江源氏佐々氏の崇敬熱いお寺でした

佐々氏は、大名の六角氏や京極氏、尼子氏や浅井氏のもとになった名家です。

琵琶湖見渡せ風光も明媚です。

本堂に

三佛堂です。

由緒書きがいいですね~

向こうに鐘楼が見えます

鐘楼から振り返ると檜皮葺の屋根が素敵。

鐘楼とくれば鐘を撞きましょう。

四国八十八カ寺の鐘を撞いた奥さまが「優しい音色で、いい金の音やわ~」と感心していました。

寺を降り、琵琶湖の湖畔を走りながら堪能します。良い季節ですね~。

湖に漁港があって奥様びっくり。奥さまからすると湖で漁はイメージできないかもしれませんが、私は潟漁師の息子なんで違和感はないんです。

ファーマーズマーケットで大きなレモンにびっくりして

お風呂に来ました。そう、今日は無料のいこい湯です。笑

長命寺から直接来ればよかったんですが、開店には間があったものですから。

どうして無料なのか聞くと「今日・明日と例大祭があるんです。町の人が参加し、汗みどろになるんですが、丁度定休日でもあるし、無料で汗を流してもらおうかと思いまして」と番台の姐さんが言います。

さすが、近江商人の町ですよね。三方よしって考えですね。お風呂に入る人、営業する人、社会全体、これが近江商人の三方よしの考えです。

今日はここら辺をうろうろして58kmくらいしか走りませんでしたが満充電になりました。

 

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