今日は十六夜


ユーミンが

私は次から欠けていく月より

十四番目の月が好き

歌っていましたが


いま、わたしは

十六番目の月が

愛おしい。


人生を過ぎつつ

十五夜をすぎ

最高の輝きだった日から

すぎつつも

想い出の中に住める。


過ぎ去った悲しみは無く

静かに欠けていく月を見つめながら

我が身を重ね合わせていく


そんな十六夜

風情を楽しむ


そんな夜









マリア