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ドラムマガジンコンテスト2013 第13回誌上ドラム・コンテスト その2

タクシーの運転手のおばちゃんとの会話。

おばちゃん『男女っていうのはね…鍵と鍵穴なのよ…』

Hina-chang『ほぅほぅそうなんですね(どういう事だッ?!)』

おばちゃん『男は鍵…女は鍵穴なの。鍵はどの鍵穴にも差さるでしょう?男っていうのは色んな鍵穴を探しているのよ。女はそれを待つ、受身の存在なのよ。』

Hina-chang『ふむふむ。(あ、その信号右…)』

おばちゃん『鍵と鍵穴は、とりあえずはハマるものなの…。でも、その扉を開けられるのは一つの鍵だけ…。何もこれは下世話な話ではなく、女の子の心の扉を開けられるのは一つの鍵だけ、という意味よ。色んな男女の組み合わせがあるけど、心の扉を開けられるのは一つの鍵と鍵穴だけなの。』

Hina-chang『なるほど…(あそこのファミリーマートで降りm)』

おばちゃん『でも合鍵っていうのがあるんだけどね。』

何やら意味深な言葉を残して無事ファミリーマートを通過してしまったあのタクシーのおばちゃん、元気にしてるかな?

こんにちはHina-changです。

今年もやって参りました、ドラムマガジンコンテスト2013 第13回誌上ドラム・コンテストです。
Find Your Way 2013 ~Groove or Technique~と題された今回のコンテストですが、課題曲の『9th Signal』は変拍子もなく、聴いた感じはストレートな題材でした。
それだけに真っ白なキャンバスを渡された感覚で、ドラマー次第でどんな色にも変わる曲だなぁ(•д•)という印象です。

応募と決まれば、まずはテイク時に聴く原曲をMTRに流し込む作業から始めますよ。
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流し込みが終わったらMTRを持っていざスタジオへ。
MTRとマイクを接続して、各太鼓にセッティングしますよ。
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使用機材:
MTR:KORG D1600
ドラムセット:Pearl VMX(小口径)
バスドラム 20":AKG D112
ハイタム 10”:SHURE SM57
フロアタム 14”:SHURE SM57
クラッシュ×2 ライドシンバル:RODE NT5×2
ハイハット:SHURE BETA 58A
スネア:SHURE BETA 57A
計7本のマイクを使用。


マイクが立ってるドラマセットって、そこはかとないカッコ良さがありますよね。

あとはひたすら録る!録る!録る!
誰が何と言おうと録る!

はい、そして録り終わったらテイク選び。
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お気に入りのテイクを選ぶのですが、選んでいると何が良くて何が悪いか分からなくなってきます。
というわけで自分なりの判断基準を設けて、そこからブレずにテイク選びするというのが一つの指標になります。
例えば
【とにかくハミ出さずきっちり叩けているテイクを選ぼう】
【アドリブが利いているテイクを選ぼう】
【全体のまとまりが良いテイクを選ぼう】
【全体のまとまりは怪しいけど、緊張感があってスリリングなテイクを選ぼう】
【少しぐらいハミ出したっていいさ、oh~oh~♪夢を描こう~♪】

という、ね。
我ながらイラっとする文章に感服。

さて、テイク選びが終わったらCD-Rに書き込みます。
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一番(°∀°)むひょー!ってなる時間です、ここが。
遂にキタぜー!ってテンション上がる部分がやって参ります。

漫画喫茶で終電を逃したサラリーマンやその他、何とも訳ありで朝まで過ごさなければならない方々に四方八方取り囲まれたまさに一触即発のオープン席(個室じゃない所がポインツやねんな)で、テンション高めにディスクに書き込みをします。
つまり一番怪しいのはiTunesと睨めっこしながら鼻息フンフンさせてる僕です。

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↑書き込みが終わるー(°∀°)フンフン!

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↑『アーティスト』欄に勝手に自分の名前入れちゃうー(°∀°)フンフン!

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↑出来上がったディスクに名前入れるー(°∀°)フンフン!

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↑エントリー用紙書くー(°∀°)フンフン!


そして最後…
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↑郵便局で速達で送るー(°∀°)速く届けという願いを込めて速達ー(°∀°)フンフンフンフンフンフン!

細工は流々、あとは仕上げをごろうじろってやつですぜ(へへへ…

とまぁダラダラと書いてみましたが、自分の時間の範囲内でこれをやるわけですよね。

〆切に間に合わないとそれは選考対象にはなりません。
ドラムを好きな時間に叩ける人は少ないと思います、そうなればスタジオを抑える必要も出て来ます。

スタジオも狙った時間は混雑していて入れないかもしれません。使いたい部屋のドラムセットが叩けないかもしれません。備えあれば憂いなし、ですが〆切が迫ってくると制約も多くなってきます。
それでも、間に合わせなければなりません。
ですから納得のいく作品というのは、如何に自分と向き合えたかという積み重ねが反映されるのだな、とも思います。

限られた時間の中で与えられた課題を自分なりの色で仕上げていく…
まさに人生じゃないですか(遠い目)

ね。うん。

久しぶりのブログ更新なので多少調子が狂ってるのか、小ボケ挟まないと間が持たないという強迫観念に捕らわれているのでまぁその辺りは気にせず読んで下さい。

そんなこんなで出来上がった作品を郵送したら、僕の場合はネットにアップロードして終了です。

それが次の動画です。

ドラムマガジンコンテスト2013 第13回誌上ドラム・コンテスト

今年もやってきました

第13回誌上ドラム・コンテストFind Your Way 2013-Groove or Technique-

もちろん今年もHina-changは応募させて頂きます。

締め切りは2013年9月30日(月)当日消印有効です。

毎度のことながら締め切りギリギリに応募しちゃいます。

出来上がったらネットにもアップしますぞー!

ではでは締め切りまでもう少し…。

リズム

時間は平等に過ぎていくものだと、そうとは分かっていても、その体感時間には大きな差があります。

一瞬があまりに長い事もあります。
ついこの前の出来事のはずが遠い昔だったなんて事もあります。
楽しい、辛い、その時の感情によっても左右されますしね。

あくまで物差しとしての『時間』という概念でしょうけど、
その感じ方は人それぞれ。
十人居れば十人の時間の流れ方があると思います。




ん?(唐突)

おや…これは…シーサー…。
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そうです、3月の中旬に阿麻和利 健さんの演奏で沖縄まで行って参りました。

↓こんな場所や↓
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↓こんな場所で↓
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お世話になりました。

↓最終日はPearlのリズムトラベラーをお借りして演奏させてもらいました。↓
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この日からリズムトラベラーがかなり気に入ってしまいまして、楽器屋行く度にチェックしてます(´・∀・`)

まるで昨日の出来事みたいなんです、でももう2ヶ月近く経ったんだなぁ、と。
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素敵な海ですよね、写真見るたび沖縄が恋しくなる今日この頃です。


あら?(確信犯)
これは…いつぞやの自作カホンじゃないですか…。
photo:06


というわけで、
4月20日は新宿ミノトール2にてカホンとドラムで演奏しました。

自作カホンも大活躍してくれました(´∀`)むふふ。
やっぱり木材という性質だからでしょうか、作った時より音が良くなっている(気がする)んです。

こちらもそれなりに日が経っているんですよね、でも凄く近い出来事の様な気がして。

遠い出来事がすぐ近くにあったり、楽しい時間はあっという間で、かと思えば苦しい時間は長く感じたり、と。

人が感じる時間の流れはその人だけにしか分からないのかもしれません。



そんな時間の流れと、そしてリズムについて…



リズムというのは、時間が無ければ成り立たない代物です。

過去から現在に、現在から未来に、一方通行で時間が流れている過程で、『点』を置いていきます。
その点も、一つだけでは成立しません。
必ず二つ以上の点があって初めてリズムが生まれます。

時間が止まっていたらリズムは作られないわけです。
時間の流れ方がメチャクチャでも、リズムは作られません。

【リズムは時間軸が生み出した芸術だ】という言葉を聞いた事があります。

二度と一つ前のリズムを打つ事は出来ません。でもその一つ前があるから、今のリズムが打てます。

今という瞬間の『点』が、唯一無二の存在なんですよね。
そして過去に置いた点も、これから置く未来の点もそれぞれが独立した点です。
それなのに、その一つ一つが繋がって一個のリズムが生み出されます。

仮に同じリズムをループさせて流していたとしても、その時間その瞬間に流れたリズムはたった一つだけです。

そういう意味では、録音や録画が出来る機器はその時間をパッケージングしているので、先述の唯一無二という『点』に対して最も近い存在だと個人的には思います。
例えばあるリズムを録音したとして、それをいつでもまた聞く事が出来るのはある種、過去に置いた点にもう一度会いに行く様なもので、その音質が高ければ高いほど録音時の再現性も高くなる事になります。

もしも過去に行く方法があるとすれば…
空間や音や質感それらの何もかもを超高解像度で完璧に再現したものを三次元で作り上げるのが、過去に行く1つの方法なのかなー、なんて思いました。
つまり、同じ世界をもう一つ作って過去を完璧に再現するんです。
そんな事が可能になったら、並行世界が幾つも出来上がって大変な事になるでしょうけど(´д`)

話がだいぶ脱線しましたΣ(°∀°)!

さてさて。リズムが素晴らしいと感じる部分は他にもあって、リズムを構成するのは決して楽器や音だけではなく、有形無形問わずリズムを作る事が出来るところにもあります。

例えばパーカッションやドラムに代表される、いわゆる音楽的なリズムは音を『点』として扱います。

でも、呼吸や心拍もリズムです。
糸の先に重りをつけた振り子も、振れ始めればリズムが出来上がります。
電車の心地良い揺れやメリーゴーランドが上下に揺れながら回るところからもリズムを感じます。

日本には四季があります、これもリズムですよね。とても綺麗で趣のあるリズムだと思います。
一日、一週間、一年、これもリズムですし、身近に体感出来ない部分では地球の自転や公転もリズムと言えるかもしれません。

そこら中にリズムが転がっているんです。

だから歩いていても注意深く見てみるとたくさんのリズムが大小問わず散らばっていて、それはそれは世界が変わって見えてきます(°∀°)b




そして最後に…

リズムは共有出来ます。これが最大の魅力だと思ってます。

先ほど唯一無二と書きましたが、確かに置いた『点』はその時だけのもので後にも先にも同じものはありません。

でもそれを他人と共有出来ます。

ドラムを演奏していて自分が作り出したリズムで手拍子をしてくれたり、クラブで四つ打ちのリズムが鳴り出せばそれを聴いた人は踊り出します。

たった1つのリズムで、たくさんの人が1つになれるんです。

自分だけが時間を逆行していたら、他人と同じ『点』を共有出来ません。
自分だけ時間が止まっていたら、これも同様です。

今まさに同じ時間を共有しているからこそ、同じリズムを体感出来るんです。(この理由から、録音•録画機器は素晴らしい発明だなぁ、って感じます)

一つ一つは独立して二度と同じものは出す事が出来ないのに、世界中の至る所に散らばっていて、そして世界中の同じ時間を生きている人や物と共有出来る、

リズムってこんなに素敵なものなんです(´∀`)

ドラムというのは演奏中、自分は今まさに生きているんだ!と実感出来る楽器です。
それはやっぱり、瞬間ごとに『点』を置いているからだと思います。

そしてあっという間に過ぎて行く時間の中でこれからも少しでも多くドラムでリズムを刻んで、自分という人間を時間軸に残していけたらって思ってます。

今日も玄関を一歩出れば自分の靴音でリズムが始まりますね(´∀`)では行って来ますー!

バレンタインデー

今日はバレンタインデーっすな。
最近ブラックサンダーというチョコに中毒じゃないかというくらいハマってるHina-changです。

僕はドラムレッスンもしているのですがバレンタインデーのほんの4日前、小学生の女の子の生徒さんから少し早めのバレンタインチョコを頂いたのです∩(´∀`∩)

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いやー嬉しい!
こんなに素敵なプレゼント本当に有難う!

というわけで帰り道では既に全て完食しておりました。だって美味しいんだもん。

もうちょっとでレッスンもトータル1年が経過するわけだけど、まだ叩いた事の無かったドラムがここまで叩ける様になったもんね。
我が事の様に嬉しいです。

ドラムだけじゃなくて、ドラムで得られた一つ一つの大切な事をその他にも生かしてくれたら僕にとってそんなに嬉しい事はないです。

極論を言えば、この先ドラムよりも素敵な何かが見つかってもそれで良いんだよね。
そんな素敵な物が見つかったなら、心から応援するよ。
そして、この先の長い人生の中でドラムという楽器を通じて僕と交わってくれた事に感謝です。
生徒さんにも、生徒さんの親御さんにも、そしてドラムにも感謝です。

そんな感じで毎度、喜び噛み締めながらレッスンしてます。

これからもドラム頑張っていこうね(°∀°)!

Boss メトロノーム Dr.Beat DB-60

愛用していたメトロノームが去年の暮れから姿をくらましていたのですが、
年が明けてとある演奏場所に行きましたら忘れ物として置いてありました。

ここにあったか…とホッとするも店員さん曰くあと一週間もしたら処分していたかもしれない、との事。

このコンパクトさで8個までメモリー出来て
4分 8分 16分 3連
とリズムもチョイス可能。

諦めかけて新しいのを購入しようとしていた矢先だったので、使い勝手も良いこの子が手元に戻ってきたのは有難いです。

帰る際は忘れ物チェックしないとね(つд`)

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