皆様、お久しぶりです。


全然更新が出来ませんでした。


私はなんとかやっておりますえーん




この間の雪の降った日。














もう、タイトルで書いてしまいましたが、
コロナの最前線の医療現場……
本当に本当に…毎日がすごい現状です。。

本当に、疲弊しまくりで、
仕事は毎日残業しざるを得ないし、
帰宅してからは娘と顔を合わせないうちに
即行シャワーを浴びに行っています。

それくらい、
ウイルスが蔓延しているところで働いている現状なので、
自分自身が汚染されている気がしてならないです。





未知のウイルス感染症だから、
私の病院でもコロナ感染症の
マニュアルなんてありませんでした。

そんな中、先日、
私の住んでいる地域でも緊急事態宣言が発令され、
私の働いている職場でも、
病院の入口に防護服を着たスタッフが
風邪症状の有無を確認して、
普通の診察で大丈夫か、大丈夫じゃないかを選別し、
隔離対応が必要な患者さんは
防護服を着たスタッフが対応するという体制を取っています。





防護服と言っても、こんな感じです。



マスク、キャップ、手袋、
フェイスシールド、ガウン。

そんな、防護服なども医療現場には品薄になってきており、
いつ無くなってしまうかわかりません。


これらが無くなってしまったら、
本当に医療現場はどうなってしまうんでしょう。。







毎日試行錯誤しながら、
マニュアルを作り、
患者さんにとっても、
私たち現場スタッフにとっても
どうするのがいいのか、
どうしたら感染リスクは減らせるのか、
毎日毎日、頭を悩ませています。







ここからの話は、
コロナの医療現場にいる、いちスタッフとして話します。


もし、風邪症状があるのなら、
必ず県民相談窓口に連絡してから
病院に連絡をしてください。

今は総合病院系の大きな病院は
だいたいがこの体制なようです。
(私の職場以外の総合病院で働いている友達も
同じ体制と言っていました)
クリニックとかは大丈夫かもしれませんが。

病院も直接来院するのではなく、
事前にどんな症状があるのか、
受診可能なのかどうか、
必ず事前に連絡をしてください。

もちろん、県民相談窓口は
この状況なので何時間も電話が繋がらないと思います。

それでも、このひと手間がないと
医療現場は困ってしまうんです。。
何度も何度も掛け続けてください。

それで、
「そんな症状なら普通の病院に行ってもらって大丈夫です」
と言われたら、そのまま医療現場に伝えてください。
(軽症そうなら冷たく言われるかもしれません。
ひっきりなしにこのような相談があるので
仕方ないと思ってあげてください)


そして、病院に事前に連絡をしてから
受診しに来てください。

今のこのご時世ならば、
どんなに近所だとしても、
自家用車で来院するのが絶対いいです。

その理由としては、
コロナ疑いの患者さんの待合室の確保が難しいからです。
車待機が1番、他の患者さんへの感染のリスクが減り、
自分自身もコロナじゃないのに、
コロナを貰って帰ってしまうリスクがあるからです。

私の病院では、
コロナ疑いの患者さんは、
診察のあと、採血と胸のCT検査をします。
(ドクターによっては、インフル、マイコチェック、
尿検査もする場合もあります)

この採血検査の結果が出るまでに
だいたい50分くらいかかってしまいます。

この待ち時間も感染リスクが増えてしまうので、
本当に、車で病院に行ってください!


そして、
採血と胸のCT検査で肺炎と診断された場合のみ、
PCR検査ができる可能性があります。

私の病院の場合ですが、
検査の結果、コロナ肺炎を疑う場合のみ
保健所に連絡して、PCR検査をしてもいいか
許可をもらわないといけないんです。

そう、
病院に行ったからといって、検査をしてほしい!と
ドクターにどんなにお願いをしたって、
保健所の許可がおりないと検査自体できません。

インフルエンザみたいに
気軽に検査できるものではないんです。



あと、当たり前ですが、
病院には必ずマスクをつけていってくださいね!
(マスクをつけないで隔離対応になった人がいて
本当に困りました。。本当にコロナだったら
どんだけの人にばらまいていると思ってるんだろ。
しかも、マスクつけていないことを悪いとも思っていなさそうで
本当に腹ただしかったですイラッ)


マスクが売っていないのはわかってます。
私も私用のマスクはリサイクルして貴重に使ってます。

マスクがどうしても手に入らず、
致し方なく病院に来ないといけない症状ならば、
タオルでいいから口元を押さえられる
ようにしてください。
(この人はタオルすら持ってなかった…)






なんか色々書いてしまいましたが、
少しでも参考になって貰えたら嬉しいです。











最後に、

神奈川県の医師会のホームページより
わかりやすくて、私たち医療従事者が伝えたいことが
書いてあったので載せさせていただきます。



ひとりでも多くの人に
このメッセージが届きますように。














本当に、毎日が見えないウイルスとの戦争です。
医療現場は、戦場状態です。

それでも、
目の前の命を助けようと皆、必死に頑張っています。

いつ自分が感染するかわからないのに。


そんな医療従事者を親に持つ子供を
バイ菌扱いしたり、
医療従事者本人のパパママたちを
バイ菌扱いするようなことが
実際にあるんです。

そのバイ菌扱いした最低なヤツらこそ、
コロナに感染して、
医療従事者のありがたみを感じて欲しい!!

そんなこと言うヤツら、
本当に助けたくなくなります( ・ὢ・ )



このコロナで戦っている人たちは
医療従事者だけではないですよね。

いろんな場面で支えてくれている人達に感謝しながら、

本当に、

今 自分ができること、
しなきゃいけないこと、を
ひとりひとりがしていってほしいです。