人は死という目的に向かい生きています。
不思議なことに人は自分が死に向かって旅をしていることを忘れてしまうようなのです
お金がある時にやろう
いつか旅に行こう
退職したら好きなことをしよう
余裕ができたらやろう
何らかの理由を見つけて
先延ばしにしてしまい
結局あの時やればよかったと後悔するのです
年を重ねるごとに肉体は衰え
お金や時間ができても動けなくなることもあります
自分が自由になれたと思ったときには家族の介護や何らかの問題で時間を作ることが難しくなることもあるでしょう
突然の病や金銭的に問題で動けなくなることも考えられます
私達は、自分が死へ向かい旅をしていることを思い出すことが必要です
この旅は、今この瞬間に心から湧き上がる想いに従い生きるための旅なのです
マルセイユタロットには私達が肉体を持ちながら生きる人生の旅をより素晴らしいものにするための教えが描かれています
そして、マルセイユタロットを読むということは、今この瞬間に魂が何を求めているかを知るためのものでもあります
肉体が朽ちた時を死といいますが、この死へ向かい私達は日々旅をしています
そのことを思い出し最高に素晴らしい旅をするために自分の魂と繋がりその声を聴いて生きていきましょう