すい臓がんを宣告され、いわゆる闘病中?の母は、今現在、自宅にて父と二人で暮らしています。現在64歳です。1年7カ月前に手術を受けました。術後の病理検査ではステージⅣと言われました。

 
 この病になるまでは、仕事もしていましたが、現在はしていません。ですが、朝起きて、食事を作り、洗濯掃除を済ませ、時には野菜を育てている畑に行き作業をします。ときどきテレビを見たり、あるいは趣味の編み物をしたり。

 なんだ、普通の生活じゃないか。と思われるかもしれませんが、この普通の暮らしができるなんて、とても思えない状態だったのです。それ以前に、術後の回復が難しいと言われているすい臓がんの、しかもステージⅣの母が今現在、生きていることが奇跡だと思っています。そして、この状態を続けていられるのは、気功の修錬を今も続けているからなのです。
 
 この日々の暮らしの中で、母は気功の修錬を3~4時間程度行っています。もっと状態の悪いときは、5時間程度やっていました。立って修錬ができないときは、寝ながらしていました。

 現在定期的に飲んでいる薬はありません。若いころからの神経痛の痛みが時折ひどいと、痛み止めを飲みますが、それ以外は飲んでいません。抗がん剤は、私は反対しましたが、気功を始めたばかりの母は抗がん剤をやめる勇気はないといい、6か月ほど投与を受けました。すい臓がんに効くというTS1です。

 通院は、2週間に1回が月1回になり、半年ほど前からは3カ月に1回になりました。医者から、3か月に1回でいいよ、と言われたそうです。

  術後、一日の大半を寝て過ごしていた母がどうして、普通の生活を取り戻せたのか、これから書いていきたいと思います。