むかーし、
あれはまだ就職して1年目の時。
彼が電話してきて
『今から会おう』
ちょうど彼の家の近くの本屋さんに、ほしい本を探しに行く予定だったので
本屋さんで待ち合わせ。
二人で空を見上げる。
あの日は確か、、、
曇っていた。
星が見えなくて残念、、、
『織姫と彦星は会えているかなぁ。私たちみたいに』
って言った私。
『きっとみんなに見られるのが恥ずかしくて、曇りにしちゃったんだよー』
って答えてくれたね。
若かったねーー(笑)
平日は
彼は仕事が忙しく
なかなか会えなかった。
私も忙しくて、帰宅が遅い日も多かった。
そんな中、この七夕の日は
すごく会いたかったみたいで
ラブラブやったね、あの頃から。
でも、
二人とも
素直じゃなかった
だから、
一緒になれなかったんだね。
『なんであのとき、結婚してくれへんかったん?』
その言葉を思いだし
後悔する日々。