私が妊娠をした時に、前夫は失業中でした、おまけに
借金もありました。
妊娠が分かった時、子供を生める状況じゃないって
わかってはいましたが、最初私が思ったのは、
「子供を生みたい」ではなく「子供を下したくない」でした、
今でもそう思ってしまった事を実子に申し訳ないと思っています。
ただ、生んだ事を後悔した事などありません。
ごめんね、実子よ
当然前夫も下ろすように言ってきましたが、
下ろしたくない一心の私は前夫を説得して、子供を生みました。
幸い、すぐに就職先も決まりました。
自動車学校の指導員に滑り込む事ができたのです、
後数点で免許取り消しの人間が指導員になれるのですからねぇ
女子高生、短大生から きゃぴきゃぴと「先生」「先生」「先生」
と言われて有頂天。
元々人に指導をするのが大好きな前夫(人の優位に立つのが好き)
たぶんですが、女子高生と浮気していたのでしょう。
毎日遅くに帰ってきては
「俺は結婚に向かん人間やったんだ」とか、人の枕元に座って
言ってました。
なんだかんだと嫌になっていた私、実家の母に「離婚しようかなぁ」と
漏らしたら、なんとその日に実家に帰る事になりました
離婚したかった夫ですから、トントン拍子に離婚する事になりました。
離婚届を記入する時に、お互いの実家では嫌なので、
私の従姉の家で会いました。
その時に従姉が「○○は、どっちが引き取るの?」と言ってきました。
もちろん私は子供を渡す気など微塵もなかったですけど、前夫は速攻で
「お前が生みたいと言って生んだんやで、最後まで責任取れ。
母ちゃんもそう言ってる」と言ってきたのです
はぁ?と思ったけど、当時無知な私は、ごねられて、
子供を引き取ると言われる事を恐れて、何も言い返せませんでした。
今の私なら、調停もして、養育費も争っていたでしょう。
養育費は月3万の約束で、1年半は払ってくれました、
1年半たった頃呼び出され、ファミレスで前夫に会いました。
ブランドの(趣味の悪い)鞄、ブランドのキーケース、ブランドのサイフ、
携帯を持っていました、当時は携帯も高く、なかなか持てない時でしたね。
そんな優雅な生活をしているのに。
「給料が下がって苦しい」「母ちゃんに小遣いを請求されて金が無い」と
言われました、
「俺ができるのは200万貯めたら、子供に渡す事だけや」と言われました。
「上司に言われて、離婚して3年たったら結婚しろとと言われてる」
と言ってくるし・・・
ほとほと嫌気がさして、200万の約束をして、その場は終わりました。
当然払われる事はなく、元ダンも再婚して娘が生まれた様です
(人づてに聞いた)
養育費払ってくれなくなって6年半、私は思い切って、元ダンに電話しました。
連絡先は知らないので、職場に電話をしました。