みなさんこんにちは!!

・・・・そしてお久しぶりでございます。。

さて、整骨院、接骨院っていろいろ沢山あるかとおもいますが最近思うことがあります。

いまは私たちの業界ではさかんに「最新医療、新しいテクニック、これで一発で痛みが消える!!最新手技療法!!」こういう言葉を多く聞きます。そしてこういう見出しがついた勉強会も少なくありません。

そりゃ痛いものが一発で消えてくれれば願ったりかなったりだし、お金も無駄にかからなくていいし・・
それが患者さんに提供できるようであれば私だって願ったりかなったりです。


でも最近思うのは、「じゃぁ昔から伝統的に受け継がれてきた骨接ぎの技術はいらないのかしら?古いのかしら?」

そう思います。

色んな勉強会の見出しをみても、今まで伝えられてきた固定法や手技療法(治療法)整復方法をもう一度学ぼうみたいな勉強会は一切ないんですから。。

私たちの主体となる業務は骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)です。

これらの症状に対してはきちんと処置して治療をすることができなければなりません。(もちろんお医者さんの同意のもとで)


学生時代徹底的に学んだのはこれらの症状や固定方法、整復方法。です。

なのにいざ現場へ出てみると包帯さえ巻けない骨接ぎの先生が多いのです。

私たちは普段、捻挫や打撲、骨折などのかたがご来院されたとき必ず使うのが

巻軸包帯です。これはビヨンビヨンのびる包帯ではなく伸びずに圧迫してしっかり関節を固定できるもの使います。

が、散々学校でも練習してきたはずなのに目先の新しい技術に気を取られてまけなくなっているのです。包帯さえ置いていない接骨院があるというのですから驚きです。

もちろん私は新しい技術を習得するのもとても大事だと思います。

日々、医に少なからずとも携わる身として日々進化していかなければならないと思うし色んな引き出しがあった方が患者さんに提供できるものが増えますしねにひひ

けれど、私たちの業界を作ってきてくださった先輩方が研究し伝えてきた技術をないがしろにしてしまっていいのでしょうか。

師匠から教えてきていただいた技術は私はこれからも先、鍛錬しきちんとまた私の後輩へも伝えていきたいと思っています。

捻挫であればきちんと固定具を使って圧迫して固定すべきなんです。

包帯だって毎日交換して腫れが出てきた組織を治療すべきなんです、。
湿布だって市販のものより手作りの湿布の方が腫れや痛みがとれるんです。

超音波がいい。干渉波がいい。微弱電流がいい。

もちろんどれだっていい。けれどそれを生かすも殺すも施術者の力量にかかっています。

しかるべき処置をしなければどんなに高い機械達を導入したって怪我は治りません。

ブックブクに腫れた足首に伸びる包帯だけしていてもいずれは痛みが消えるかもしれませんが、きちんと治りません。

ヒロ整骨院は今まで教えてきていただいた骨接ぎの技術を日々鍛錬してレベルアップしていくつもりです。
それがベースにあって新しい技術をゲットしに行ってまいりたいと思います。

なんだか暑苦しいブログになってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。